レビュー一覧

こんな彼氏よか〜〜〜！九州男子のよかとこば、うまいこつ混ぜとおごたる。この漫画家さんは北の九州出身なのでしょうか。方言がとてもすんなりだし、学生語と地元弁の変化のタイミングが絶妙でした。ぐいぐい来るとこやら体力自慢やら、ラグビーやってるんだな、と感じるキャラクター設定も無理がない。もう、この主人公ならずとも堕ちる。いい！きゅんです。BLはきゅんがなくっちゃあ。あとね、神はサイコロは投げないし、いないな、と理不尽なめにあったヒトは皆思うよね、と共感したりもしました。

定食屋のおっさんからカフェのマスター（？）に転身したのは、彼なりのささやかなステップアップかもしれない？　失踪先が隣町というところに「できれば見つけて？」があったかも？？　千々石くん、友人が説明しなくても、モテるタイプなのわかりますよ。自分に自信がなかったら、あんなにグイグイいけません（笑　ナスの味噌汁で星一個減らしました。もっとラブい2人が見たかったから（笑

世間体にスレてしまった大人と、スポーツエリートを挫折してしまった大学生のお話でした。突然泣き出した千々石くんに、泉さんの"頑張った事しかないような子に、これ以上頑張れなんて"と思いつつ、精一杯の思いを込めての"頑張れ、頑張れ。神様は見てる。"って抱きしめたの、胸がきゅーんとなりました。うん。あったかいハグが心を癒すんだよね。千々石くんの性質なのか、若さゆえなのか、まっすぐで一生懸命な想いと、過去の出来事ゆえに諦める事を知ってる泉さんの想いのすれ違いが、切なかったです。千々石くん、元々ノンケぽいし、ハタチだし、そりゃいろいろ考えるよねぇ。千々石くんは若さゆえのまっすぐな気持ちだけでぶつかってくるし。若いときのあの意味のない"自信"はどこから来るんだろう。世間体という経験値ばかりあげてるとあの勢いは怖いし、まぶしい。だけど優しいんですよ。この作品も。何かを無くしたからこそ分かる痛みや寂しさってあると思うのですが、だからこそ優しく、強くなれるんですよね。そんな物語でした。とりわけ山場があるわけでもないですが、作者さんのこの"優しい"空間が好きな方は、間違いなく高評価なのではないでしょうか。泉さん、進学校行ってたのに起業とかしてないし、それがリアルっていうか。千々石くんの"これが病める時も健やかなる時もってやつじゃないのか"って…。泉さんは心が震えるくらい嬉しかったと思います。私も千々石くん、男前っ！って嬉しかった！きっと毎日を小さな幸せに包まれて過ごすのかな。そうであって欲しい二人でした。

主人公の名前、ちぢいしくん、じゃなくてちぢわくん、て読むんですね。電子書籍だとルビがつぶれて読めないこと多々あり、読了後に気づきました。長崎にある地名だそうで、感情が高ぶると方言になる千々石くん。うーん、素直でかわいいぞ。かくも安定の木下けい子さんです。今回はもだもだしてるわりに体の関係に持ち込まれるのは早かった。若くて純粋なラガーマンにほだされて、逃げ切れない年上無気力受け。「みんながみんな目標や志があって生きてるわけじゃないよ」と言っちゃう居酒屋の（自称）ただれたオジサン。惚れられて愛されて春が来てよかったですね。

将来有望だったのに故障でラグビーをやめざるを得ない大学生と恋人と別れたゲイの定食居酒屋店長が出会って・・・攻め学生は予防線をはられても押しまくります。さすがラガーマンというか若さというか。オトコマエ攻めに年上受けが徐々に心を開き、季節の移り変わりとともに二人の距離が近付いていく様子が素敵で、最後嬉しくて涙を流す受けが幸せそうなのが本当に良かった。

作者さん買いです。読んでてほんわかできる話でした。

木下センセ、こういうお話かかれたら、やっぱり素敵。じんわり心がが温まるような、そんなお話です♪

作者買いです！先生の作品は読み終わって嫌〜な気持ちになることがないので好きです。今回は方言がかわいいです♪

作者買いです。やっぱり購入して良かったです。年下健気攻めと年上の美人受け、大好きな設定でした。もう少し続きがあればもっと良かった。

作者さん買いです。大好きな作家さんでほぼコンプリさせてもらってますｗ相変わらず絵が綺麗でストーリーもしっかりしてて満足です。キスシーンやしぐさがエロくてドキドキしました。二人のその後気になるのでシリーズ化まってますｗ