レビュー一覧

中学生の時の初恋の人との再会、あっという間にくっつくので・・そこを楽しみたい方には物足りないかも。

一番に引っかかったのが、攻めはどうして大事な事を受けに伝えてやらんかなー、ってこと。人から聞く、後から聞くことがどれだけ寂しく辛いことか。その他諸々とごめんなさい、私には合わない人間像でした。

翠の過去の話は重く辛い物なのに、そこは掘り下げずサラッと流して、南の島の再会ラブをかわいらしく描いています。ムギの態度も最初は冷たい印象でしたが、翠に深い愛情をみせてくれてグッときます。理解のある室長さんやヤギの菊池さんにはほっこりさせられました。

ほのぼのしたお話でよかったです。2人が自然消滅したのかと思いきやの出来事には切なくなります。

あー、良かった。ほのぼの甘々、といってしまえばその通りなのですが、アホキャラかと思った翠くんが実はとても真面目で仕事に一生懸命、でも肩に力の入ってない自然さで、応援しながら読んでしまいました。ヤギの菊地さんとのやりとりでは癒され、泣かされました(←菊地さんは元気です。死ネタとかではないので御安心を)。女っぽいキャラじゃないのも良かったです。ラブ話だけど、下地のしっかりした設定なのも、この作家さまの好きなポイント。今回も安心して読めました。

翠くんは、ムギとの恋愛を過去にできない、忘れられなかったんだなあ。詐欺にひっかかる危うさあるけど、周りに甘えず、人として責任を全うしなければ、と試行錯誤する努力家でもある。ムギの存在に自信を得て、いつか兄と会えたら良いな。

糖度の高いの読みたいなと思って再読。記憶にある程は甘くなかったけど、読み返すと新たな発見がありますね。最初読んだ時は、翠(受け様)の素直さや、頑張り屋なところが可愛いって思いつつ読んでたんだけど、今回はムギ(攻め様)の魅力に萌えました。ぶっきらぼうで表情も豊かとは言えないけど、本当に大事な言葉は出し惜しみしないし、翠を好きな気持ちもしっかり伝ってきて、甲斐性もある男前。名前もイイなぁ。キラキラネームや、洒落た名前より、受けも攻めも和風だったり、昔風の名前のが萌えるんですよねー。残念だったのは、翠が寮母さん？するボニンハウスの住人がほとんど絡んでこなかったこと。寮モノや下宿モノって、脇キャラが結構美味しかったりする。それにしても、性指向を矯正する為に寺に預けるって。翠の家族は結局出て来なかったけど、お兄さんは良い人っぽかったから、こちらも見てみたかったな。

ラブラブでほのぼので凄く癒やされました。大自然、動物の描写もいいですね。攻めが淡々とした感じですが受けが明るい子なのでバランスもよかったです！かわいかったです。

ほのぼのです。大自然の中の拗らせカップル。個人的には、もう少しハッキリして！と思わなくもないので星を減らしてみました。

拗らせてたけど、くっついてからはラブラブでした。