レビュー一覧

良かったです…！小春カップルが全然出てこないので気になっていたのですが、最終巻で結婚式を見れて(そこにたどり着くまでの紆余曲折も見たかったのですが)幸せそうで、ほんわかした気持ちになりました。この作者の作品は、みんながハッピー大団円という終わり方はしないのですが、切なさだったり、考えさせられる余韻を持たせるような終わり方をするので、好みが別れると思います。でも私はそこが大好きです！

前作から続けて読んでます。京都弁がいい！微妙な間とか空気間も良くて、まったり読めるいい作品やと思う。

ほのぼのしていてよかったです。他の作品も読みたくなりました。

大人の男の優しさと弱さと、青年の真っ直ぐさと自信のなさに挟まれ、頑固一徹の父親に肩を押されて、自分の道を選び取った椿。三十路の女性の揺れ動く気持ちをリアルに描いたお話。靴作りの基本まで分かるというおまけも。しかし何よりのごほうびは、長屋の新旧住人が参加しての、あの2人の結婚式でしょう。結ばれるまでのいきさつを想像するしかないのが残念。

麻生先生の作品、大好きで。絵も登場人物の皆さんも、その皆さんのやり取りも。この作品は、またまた大好きな京都が舞台。京都の言葉でのやり取りがもうたまりませんでした。みんな良い人ばかりで読んでいて面白いだけじゃなく、心地良い。このままイタリア帰りの椿さんのお話もお願いしたいし、他の人達のその後も知りたいです。

前編が好きでこちらも読んでみました。大まかな流れやストーリーは前編と似ていますが、今回は一人にフォーカスを当てた内容が多いです。私は前回までの色々な人、職がクローズアップされる方が好きだったので、そこだけが残念でした。

面白く読みましたが、たまに鼻につく…というと言い過ぎかもですが、自サバなんだろうか、と思う瞬間が。

前作が好きで購入しましたが、靴屋さんだけかー。時計屋さんとか深堀りして欲しかった。

【路地恋花＠全4巻】の靴屋さん・椿姐さんをメインにした別編。路地＿の面々、長屋を巣立った方々も含めて顔を出すので楽しいです。しかし…椿さんと内田さんがダメになる所から始まるとは思いませんでした。高校生になった梓ちゃん(内田さんの娘)が難しいお年頃なのが原因の様ですが、元から根は良い子でも気難しいタイプのお嬢さんだったので今更感はあるかな。靴職人としても色々悩みは尽きない上に傷心の椿さんですが、弟子志願の大学生が接近。最初は就職活動からの逃げっぽいけれどちょっとずつ変わってゆき、内田さんも未練たらたらで変な三角関係になってしまいますね。そうして、最終的に椿さんが選んだ道はカッコイイです＾＾。

路地〜の続編で、即購入しました。全編の登場人物も出てきて楽しめます。今回、主人公は普通だけど素敵人。最後はもう少しハッピーにして欲しかったーー！