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1巻がなかったらそこから先を読まなかった。だからこの方の構成力のすごさを感じる。漫画家としてのテクニックも感じる。が……わたしは彼女が違うと感じた編集者たちの意見が正しいと思う。なぜなら、その編集者たちは、「読者と向きあっている」「読者のことを考え」「読者を見ている」から。でもこの作者さんは、自分の父親と母親しか見ていない。2人に伝える手段として、漫画を使っている。「読者」を見ていない。ほかの漫画作品は、読者を意識されているかもしれない。だけど、この漫画に限ってはただの道具。主に父親に向けてだけの。そんな物を読者が見せられて、どうしろというのか。専門器具と万能器具。はっきりと使用用途が違う物を渡されているのだから、とまどうしかない。読者を向いていない、両親に向けてのものなら、自費出版、同人誌で出せばいい。究極、2人にだけ原稿を渡して読ませてもいいか(それだとこの父親は読まないかもしれないが)その手段に雑誌という場を使われ、読者を巻き込んだことがひたすら不快だった。こちらを見てもいないくせに。
以前、ワイドショーで吉沢やすみ先生が現在どんな生活を送っているかが取り上げられていて、「そうなんだ」と思いながら観ていましたが、まさか娘さんの手による回想記が発表されるとは思いませんでした。 吉沢先生自身のコメントはテレビでは実に淡々としていたものだったのですが、ここまで様々なことがあったとは! 吉沢先生も大変だったでしょうが、家族の心労もいかばかりかだったと思います。 「失踪日記」の吾妻ひで夫先生もそうですが、漫画家って本当に大変な職業なんですね……。
ピョン吉が好きなので買いました。ピョン吉は関係ないけどおもしろかったです。
4巻まで読みました。「夫を失った」と書かれているので、どうなったんだろうと非常にドキドキしたのですが、作者のツイッターを見ると夫とは全く問題なく仲良くしている様子がつづられていました。友達の漫画家夫妻とお食事をして、非常に楽しそうです。ものすごく冷めました。「なんだ、今問題ないんじゃないか。あれは大げさに言っているだけか?」と思いました。いえ、「いろいろあって乗り越えて今は大丈夫」というならば、とてもいいエピソードだと思うのです。だけど、それならそれで一気に見せてほしかった。引きのように置いて、5巻以降で種明かしをしていくならば、ツイッター等SNSでは現在の夫との様子はそれまで伏せてほしかったです。プライベートを商業作品として「見せる」以上、そういった配慮が欲しいなと思うのです。面倒くさくて窮屈かもしれませんが、プライベートを切り売りするということは、そういうことではないのでしょうか。CM契約をする芸能人も、不仲でも契約が残っている期間は仲良さそうに見せるものです。プロとはそういうものではないでしょうか。
ネットでも話題になった展開は1巻には掲載されていませんが、あの展開をするための布石がこつこつと積み上げられています。初見では単なる「いい話」に進みそうな作品ですが、続きを読むうちにひんやりとしたものになっていきます。リアルホラー。
エグいノンフィクション好きのマンガ読みには、もうたまらない展開です。5巻の時点で、1巻のころからは考えられないくらいエグイ展開になっています。いやぁー現実って本当にグロいですね〜。 とりま、まじめに感想を書くと、これを作品にすることを許可してくれた家族たちの肝の座り具合に感謝です。ここまで赤裸々に「家族」や「病」を描いたエッセイは「人間仮免中」か「蜃気楼家族」くらいしか思いつきません。(アニマルに移籍してからの描写がより克明になっているので、編集さんの規制が少ないのだろうなーと予想してます)大月先生の戦いの記録…無事旅路が終えられるよう願ってやみません。
何かもう色々とエグい。内容も衝撃だが、それ以上に、この作者がこれを読んだ読者すらも感情の捌け口にしている印象を受けて気分悪いし、(多分、作者自身が)無自覚なだけにタチが悪い。。父親自身が周囲に行なってきた行為を漫画を通して自覚、反省させる為「だけ」にコレを描き続けてきた印象。タイトルと1巻無料に騙された。。
作者様へ 蘇ったかに見えた家族のきずなは、糊塗されたものに過ぎなかったとはショックでした。ただ、同じような少年期を送った私自身、実父が死に至るまで家族の平穏を得られなかったをかんがみれば(不謹慎で申し訳ありません)たとえ家族てんでんこであれ、ただただ前進して、それぞれの幸せを掴みとられる事を祈らずにはいられません。乱文失礼いたしました。
父親の虐待だけではなく、それを止めない母親の子供に対する虐待も書かれていた。娘としてはすごく辛かっただろうし、子供を産みたくないと思う気持ちも分かった。あの親みたいになったら嫌だと思う気持ちは分かる。作者が幸せな家族という虚構のお話ではなく、描きたいものを書き続けてくれて良かったと思う。描くのは辛いかもしれないけれど、全部描いて欲しいと思う。
どんどん削られていく自尊心を守ろうと、必死に戦い続けた記録、という印象です。辛かった幼少期から、目を背けず、命がけで立ち向かう作者の姿に敬意を抱きました。
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1巻がなかったらそこから先を読まなかった。だからこの方の構成力のすごさを感じる。漫画家としてのテクニックも感じる。が……わたしは彼女が違うと感じた編集者たちの意見が正しいと思う。なぜなら、その編集者たちは、「読者と向きあっている」「読者のことを考え」「読者を見ている」から。でもこの作者さんは、自分の父親と母親しか見ていない。2人に伝える手段として、漫画を使っている。「読者」を見ていない。ほかの漫画作品は、読者を意識されているかもしれない。だけど、この漫画に限ってはただの道具。主に父親に向けてだけの。そんな物を読者が見せられて、どうしろというのか。専門器具と万能器具。はっきりと使用用途が違う物を渡されているのだから、とまどうしかない。読者を向いていない、両親に向けてのものなら、自費出版、同人誌で出せばいい。究極、2人にだけ原稿を渡して読ませてもいいか(それだとこの父親は読まないかもしれないが)その手段に雑誌という場を使われ、読者を巻き込んだことがひたすら不快だった。こちらを見てもいないくせに。