レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
あらすじの印象でワガママ受けかと思っていたらお父さんには気をつかったりで健気で可愛かったです。攻めは仕事モードとプライベートモードのギャップが素敵でカッコよかった。
なんですかこの可愛いけしからんお話はw軽い感じのやり取りでテンポ良く進んでいく中にも、キッチリと心情が描かれていて、尚且つストーリーもしっかりしていて、大変読み応えがあります。挿絵もお話に合っていて、世界観を壊す事なく、むしろ膨らませてくれてる感じで大満足です。一色の仕事とプライベートの落差もたまりません。羊じゃなくてもあれは惚れちゃうでしょー!
あれれ〜、この作品、めちゃくちゃ評価高いんですねえ。評価を下げるようでスミマセン。確かに面白いシチュエーションだし、二人がくっついてからも甘々で楽しかったのですが、私は二人がくっついたのが突然というか簡単というか…そこに至るまでの気持ちの変化の描写が少ないような気がして(特に攻めの気持ちがね。彼のような大人が、あんなに我が儘な高校生を好きになるには何かしらの強いエピソードが欲しかった)、え〜?いつの間に?つか告白し合ってすぐにホテル??と、一気に気持ちが引いちゃいまして、みなさんのようには思えなかったです。
私は、一穂さんの作品を、新聞社シリーズのようなしっとりメインのものと、イエスかノーか半分かみたいに軽快な掛け合いが楽しいものとに大別してますが、この作品は、受けと攻めの軽快なやり取りが見どころの方の作品だと思います。羊がとっても可愛いかったです。暗かったり重かったりするものは読みたくなくて、気楽に、楽しく読める作品を探している時にいいかなと思います。
一穂先生の作品に出て来る歴代の人物って、まず皆んな名前が素敵です。志緒・碧・密・そして今回の羊。この羊って名前も、場面によってはヨウになりヒツジになる…。和楽という名前も素敵だしね。名前からして既にストーリーがあります。
この作品、会話のテンポが軽妙で楽しいです。羊(受け)と一色(攻め)も一色がコンシェルジェの仮面を脱いで素で羊と会うようになると扱いがちょっと雑になり(でも構う)、両思いになっても扱いがちょっと雑で(でも可愛がる)、でも羊も負けていなくて楽しかったです。嫁子のメモはちょっと切なかったし、和楽の一途な思いも叶って欲しかったけど(そうすると一色が弾かれるんだけどね)、羊には一色がちょうどいいのかも。もう少し一色が大人の配慮をすればいいのだけれど、素は大人気ない大人だからちょうどいいのかな?この作品の魅力は軽妙な会話やテンポのいい進み方だと思います。年上あまあま、年下健気一途では全くありません。
作者買いです。外しません!奇想天外な設定ではなく、現実に生きてる人間が、自分の現実を受け入れつつ、でも少しだけ希望を持ちながら毎日生きて考えて恋もして…ってリアル感が魅力だと思います。いつの間に好きになっちゃったんだろう?とか、いつの間に両思いになっちゃったんだろう?と後から思うほど、ちょっとずつの重なりが自然に想いに結びついていって、納得しちゃいます。コンシェルジェの仕事の顔と素の顔、両方ともカッコイイです。
んー、安定した甘さなんだけど、何か物足りない。攻めの一色さんはスパダリなんだけど、私生活での態度は口の悪いおっさっん。家庭環境が複雑な羊くんのけなげな感じとバランスもGood。…でも私的にキュンポイントが少ないかな〜(^_^;)
一穂さんの作品はたくさん読んでいますが、その中でも個人的にベスト3に入るくらい好きな作品です。作者さんの作品は切ない展開が長く続くものが多い印象ですが、こちらは切なさと甘さのバランスが程よくて安心して読めます。歳の差とか未成年問題についてはファンタジーとして深く考えないので私は大丈夫です。
『アンティミテ』を先に読んだので、和楽こんな高校生だったんだ、と感慨深かったです。一色のキャラが魅力的でした。
レビューを表示する
あらすじの印象でワガママ受けかと思っていたらお父さんには気をつかったりで健気で可愛かったです。攻めは仕事モードとプライベートモードのギャップが素敵でカッコよかった。