レビュー一覧

初読み作家です。内容は★5ですが、私の好みではなかったので★3つ。絵がまるでデッサンのようで素敵でした。読んでみると内容は少し難しくてうーん…となりましたが、作者のあとがきを読んで納得。信仰について描きたかったという言葉に、それなら分かる！と納得しました。信仰というか、心の拠り所だと思います。自分にとっての芯。そういう意味ではちゃんと表現されていて素晴らしいです。ただ、私の好みではない、というだけです(笑)

とっても面白かったです！ジョゼがかわいい！天羽はジョゼのことを神にしたてあげていますが、ジョゼは普通のかわいい男の子です。しかし話は天羽視点で書かれているのでジョゼが神のように思えてきます（笑）天羽はジョゼを描き続けている それは本物のジョゼでなくとも。天羽の部屋には歪んだ目(天羽)で描かれたジョゼが沢山ありジョゼ(神)をその部屋に入れることは絶対に出来ない。部屋から出てきた天羽に嬉しそうな顔で天羽はめんどくせーなぁというジョゼに泣きそうになりました。最後のページ、天羽によって描かれた本物のジョゼを見て天羽のジョゼに対する気持ちの歩み寄りに激しく萌えました。どんな様子で描かれたんだろう、、bonus trackがほしかったw 話の中の女の子たちには不評でしたが私は黒髪ジョゼの方が好きです。

もう、ただただ脱帽です。隙がない作品でした。信仰というテーマから始まり、他者が介入する事で二人が、相手に抱く感情細部を気付き、認識、互いに歩みよったりと、心の奥底の又奥底に響く作品でした。これはもう、作家さん追っかけてしまいます。小難しい感情を、こんなに豊かに表現されたら、繰り返し読んでしまい、とても好きな作品、私の中の殿堂入りです!

深いです。愛は深い淵の底にあるみたいなお話で、現代BLとは違った趣向のように感じました。

表紙にひかれて読みました！独特な世界観。

インパクトのクトある表紙に魅かれて読んでみました。が、わかりづらいです。作者さんの「信仰」という言葉で、なるほど！と、少し納得できました。ただ、一回読んだだけでは理解できないですよね？もう一度読んでみますね。

一読して何気なく拾って行った人物の立ち位置や表情が、後から話全体でブワ〜〜〜っと繋がる感じ、ミニシネマを観てる気分になる。癖のある絵柄も、ストーリーにさらに味を足してるし何度も読み返しちゃうなぁ。。人を好きになるって、人を愛するってなんやろなと考えさせられる。それも「好き」や「愛」に対しての疑問じゃなくて、「人を」ってところに。。。さてと、答えなんて出ないしまた読み返すか。

「ふしぎなともだち」「化学部のメガネ」は大好きな作品だけど、こちらはちょっと上級者向け？天羽が歪んでてジョゼが可哀想な気がしてしまいました。天才の周りの凡人は苦労するなー。

おおお〜深い。絵が好みなので買ってみたらなかなかいいお話だった。愛しているっていうよりもここまできたら信仰だなって思いながら読んでた。ら、作者さんもそのようなお話を描きたかったとあったので解釈は間違ってなかったのかなと。

なんだか宗教みたいだ、と思ったらジョゼが可哀想に見えてくる。いつも美しくあるために努力していたとしたら健気。そして恐らくその努力も無駄にする天羽の盲目的な執着ぶり。天羽の目と心にはどういう風に写っているのかなぁ。すごく魅力的で面白かったです！カラッと明るい部分もあるし。