レビュー一覧

主人公がああなったのはわからなくもない。同じ立場ならば自分はどうしたのかなぁとは、考える。復讐は半端ない！此処までやるかと思った。サスペンスものとしては楽しめたけど。勝又は佳樹の両親を殺して、姉を犯し植物状態にした。行き摩りの強盗の仕業にされて勝又は、権力と財力で自身の犯罪を揉み消した親戚も冷たく、あまりの不条理に神を否定する。姉の治療費の為に資産家のペットにまだ13歳でだ。その過酷な少年期青春（棲春と言っていい）時代を見るとああなってしまうだろう 勝又は容体急変に見せかけて姉を殺した。より残酷にと言う気持ちは理解出来る。実はこの話しは未完。金持ちのペットになって、其処からのし上がり勝又以上の権力と財力を得るまでの話を描いてから、復讐の遂行の話を描けば良かったのにと思える。勝又の妻こずえは後妻。借金のかたに後妻にと…先妻の間に生まれた双子姉妹は、こずえと異母妹弟に辛く当たるこずえは夫に虐げられてた。傷心のこずえを佳樹は誘惑して関係を持つ情交の時に隠しカメラを仕掛けていて、佳樹自身は全く映らない様に撮るそして、彼女だけが映ってるビデオをばら撒く。夫に責められて彼女は自殺次に底意地の悪い双子姉妹を誘惑して、薬付けにしてその露わなビデオを 勝又が出席してるパーティ会場で上映する。そうして勝又を追い込む更に勝又を苦しめる為の次の標的が三女。彼女は佳樹を尊敬信頼して慕ってたのに…佳樹の仕組んだ事により三女は実父の勝又にレイ◎されて発狂する。最後に勝又を殺すが。勝又の息子は殺さず引き取る。其処までやっておいて嘘くさい勝又の息子も全てを知った上で佳樹について行く。嘘くさい！勝又の妻子先妻の子には、危害を加えずにならば、まだわかる。