レビュー一覧

読後、作家読みを敢行する！と固く決意を固め即検索、そのくらい素敵な一冊でした。表題作は日本の洋食屋さんで繰り広げられるほんわか日常系、さらにトランスジェンダーを扱った２作目、アメリカを舞台にロードムービー調に展開される３作目、と作風の幅の広さもたいへん魅力的でした。キャラ・ストーリー・絵、どれも完成度が高くおすすめです。

絵柄も話も可愛いです！特に表題作「野ばら」の武さんが好みで、何っ回も読み直してしまいました。ただ、読み返しているうちに何か足りないような気がしてきて、さらに読んでるうちに、武さんが恋に落ちる相手、神田さんの魅力がどこにあるのかよく解らないなあと思い始めました。バツイチで子持ちでゲイで一回りほど年上で、そもそも同性の神田さんは、ノンケの武さんにとってちょっとやそっとじゃ恋愛対象にはなり得ないと思うのですが、その「ちょっとやそっと」を起こさせるほど、神田さんのどこに惹かれたのか、神田さんのキャラがいまいち掴めない…私の読解力不足なんだろうかしら？私のBLの楽しみって、その「ちょっとやそっと」が起こるまでの過程なので、絵の雰囲気がすごく可愛くて好きなだけに、ちょっと物足りない気分です。でも読むけど！

子供ちゃん可愛いです！彼女が良い味出してると思います。すくすく育って欲しいー。どの作品もほんわかして和みます♪穏やかな気持ちを持ちたい時にぴったり。ただ前二作の受け（二作目のは、攻め?）少しブリブリしててそれだけ、私はちょっと苦手で…残念です。３三品目の鳥の話眼鏡さんが良い人で好きです！

受け側がなよなよしていて、好きになれません。レビューが良かったから借りたけれど、評判通りの良さは、私にはわかりませんでした。

作者買い。あー素晴らしい。読み終わるとふふっと笑顔になってしまう優しい作品です。私はBLにオカマさんが出てくるのがちょっと苦手なので、オカマ×ゲイのバーテンさんの話は結構きつかったけど、表題作の解消なしのパパと料理人の作品、野ばらは、本当に素敵でした。書き下ろしでエロもありますよー♪モネちゃんがとても可愛いし、心の葛藤が切ないし、でもハッピーエンドでじんわり感動！３作目のテンパ(笑)の外国人と真面目な日本人が旅をする話は、旅をしながら二人の人間的な部分が触れ合って丸くなっていく様子がいとおしくて泣きそうでした!!余談ですが、たまたまゴロウデラックスで雲田先生が挿し絵のお仕事をされていて、綺麗な絵だなぁ~この人のBLとかあったら読みたいなぁ~って邪な気持ちで検索したら、既に読んでいた「いとしのねこっけ」が出てきて驚愕という(笑)ゆえに、この作品は迷わず無期限で購入しました♪優しい気持ちで溢れた作品です♪是非読んでみてください♪

野ばら　とても暖かい雰囲気の作品でした。舞台が洋食屋さんというところも、身近に感じられてよかったです。武さんの懐の深さ、それよりも大きいお婆ちゃんの懐の深さ。神田さんは幸せ者ですね。毎日読んでも飽きない、毎日の生活に少しエネルギーをもらえる、そんな作品です。

野バラ。素敵なお話でした。可愛らしい絵なのに、色っぽさもあり、書かれている感情も心に染みます。

評価が高かったのでレンタルしました。ストーリーや雰囲気はすきだけど受けがなよなよし過ぎていて苦手でした。好みが分かれる作品です。

ちょっとノスタルジックな感じがすごく好みではまりました。どのお話もほんわかと胸が暖かくなります。絵柄も優しくて、お互いの気持がちゃんと書かれていると思います。おすすめ！子供ちゃんも可愛い！2作目も私は笑いながらも女の子の気持ちをちょっと思い出しちゃいました。またこの方の漫画がでたら買いたいです！買ってよかった～

雲田さんの作品はBLもBL以外も、どれも大好きです。安定した絵と、雰囲気のあるお話で何度でも読めてしまいます。特にこの作品は武さんがカッコイイ！ネガティブ思考の神田さん（ちょっとオジさんなので萎びた印象ですが）とモネちゃん親子との3人の関係が良いです。　表題の「野ばら」の他に、ニューハーフを目指すみみくん＆バリネコの薫くんの「みみクンシリーズ」、異国を旅する日本人トキオと得体の知れない美少年バードの「鳥の国のララバイ」が入って大満足の一冊です。