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二人が別荘に籠もって濃密な日々を過ごす設定はすごく萌えました。そして主人公立花の娘に対する愛情には胸に迫るものがありました。しかしシリアスな話だからといってトラウマを乱発しまくるのはどうかな?と感じたので−☆一つです。後何度も何度も東京と別荘をいったり来たりしてるのでもう少し別荘にしっかりとどまっていて欲しかったです。でも絵についての描写の美しさには圧倒されました。
タイトル通り,果てもなく続く悲しみのままお話は終わるのか… 個人的にはその部分に興味がありました。これでもか,というぐらい登場人物にはトラウマがでてくるので,終始重苦しい雰囲気の中で話は進行していきます。話のモチーフである「樹氷」や,作中に登場する絵画・音楽・絵本の美しく寂寥な描写に人物の深層心理や心情を重ねて読むことが好きな人は,小説を読んでいるようで楽しめるのではないでしょうか。この先生の持ち味だと思います。わたしはこういう文体が好きなので味わえましたが,BLとしては苦手な人もいると思います。冷たく雪や氷で閉ざされた空間が季節と共に緩やかに溶けて春になってゆくことと閉じた心が緩やかに解放されるという,どちらかというと静かな幕引きです。ウキウキ・ワクワク感はあまりないです。ハピエンなんでしょうが,読後感の高揚はなく,やはり静かに本を閉じるという感じです。娘の存在が悲しみの余韻なのか…希望の兆しになるのか…個人的にはそこが気になりました。
文芸作品の方にリストしていいと思います。じっくり無理なく、ファンタジーの色合いもなく閉じられた世界と現実に挟まれている話です。夢や希望はずっと欠けたまま痛切と哀切、愛惜をゆっくり語っています。色々疲れているときに、更に疲れそうですが読後すっきりするのでなないでしょうか。作者が本気で書いたことがわかります。
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二人が別荘に籠もって濃密な日々を過ごす設定はすごく萌えました。そして主人公立花の娘に対する愛情には胸に迫るものがありました。しかしシリアスな話だからといってトラウマを乱発しまくるのはどうかな?と感じたので−☆一つです。後何度も何度も東京と別荘をいったり来たりしてるのでもう少し別荘にしっかりとどまっていて欲しかったです。でも絵についての描写の美しさには圧倒されました。