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「アドリアン・イングリッシュ」シリーズや「コーダ」シリーズを読んでモノクロームロマンス文庫が気になってDLしました。うーんー・・・私はもともと歴史作家の塩野七生先生(not BL)の大ファンでもあり、歴史モノも結構読みます。なので、ちょっとこの本は微妙・・・でした。玉座を巡る政略ゲームは、実際はもっと複雑で入りくんでいて、色んな「家」がそれぞれの思惑をもって動くはずで、国や政治を語るには、この物語は、色々書きこまれてるわりに主だった仕掛けは単純、そして文化背景とその心情がわかりにくくて……。歴史モノ、からは少しずれるかもしれませんが、歴史モノっぽいファンタジーBLが読みたいなら夜光花先生の「薔薇」シリーズや「少年は神」シリーズの方が、読みやすくて楽しめました。でも本作の続きは気になるので、最後まで読もうかな、とは思います。ガチで歴史モノで萌えたいなら、BLでなくても塩野作品とか、「ゲームオブスローンズ」(海外ドラマ)とかのが私は萌えました。
正直、1巻と2巻の半分までは★ひとつというぐらい退屈でした。冒頭の設定からして?だったのに、2国間での奴隷の扱いの違いなんてどうでもいい内容を長々と説明され、そして更にどうでもいい脇役の性描写が続くかと思えば、今度は冗長な詩的表現。そしてとどめはラブのかけらもない王子2人の描写。日本でもよくみる、素人が読者そっちのけで自分の趣味を書き連ねるウエブ小説によく似てました。あーなんでこんなのに1冊1000円もつぎ込んじゃったんだろうと、何度も読むのを諦めかけました。が、ずるいよ3巻。怒涛のネタバレとローラントのデレの洪水。疑問だった全ての設定を裏付ける大どんでん返し。正直、そんなうまくいくかい?という気もしますが、もう一度1巻から読み直そうと思わされた時点で完敗です。★5は3巻に捧げます。3巻だけのために3000円をつぎ込んだ気分です。でも読めてよかった。外伝も出して欲しいですと思ったら、タイムリーなことにディアプラス小説に「夏の離宮」というタイトルで出てるらしいです。絶対読みます。
2巻目を読んでの感想です。敵方の王子に奴隷として売られ、始めは反目していても惹かれあう。。良くあるストーリーだなと思いながら購入してみましたが、予想に反して骨太のストーリーに全編萌えました。登場人物も多彩です。ストーリーの根底に潜むいけ好かない黒幕。先行き哀れな色子達。文化の違いに翻弄される奴隷たち。怠惰な寄せ集めだったのに熱狂的な近衛兵団となっていく兵士たち。沢山の登場人物の中で、クールで策謀の天才の美貌の王子(しかも強い)と逞しく熱血漢で根性のある王子が二転三転する状況の中、互いに信頼し近づいていく様子が迫力ある戦闘シーンと共に丁寧に描かれています。甘々のBLが好きな方には全然あわないでしょうが、この徐々に高まっていく緊張感とか駆け引きとかがお好きな方は一気読みの面白さでしょう。次巻が待ちきれない気持ちなので、全部出てから買えばよかったと後悔しています。次巻が紙媒体と同時発売になるように祈っています。
クライマックスに更なる期待で星4つ。これから読む方には一文、一文を噛み締めながら読んで頂きたいです。沢山の伏線が散りばめられています。BLに必要?な濡れ場ですが、日本の多くのBL作家さんが書かれるような喘ぎ声のような表現はありません。ですが、十二分に官能表現は濃くとろりとしています。そしてそれは、おそらく、相手が男だからとか女だからとか関係なく、一時でも一夜でも、愛し合う者同士だからこそ、美しく映えるのだと思います。私は非常に好きです。まるで物語が鼓動しているような、血管があって内蔵があって骨があって、筋肉が動いているような感覚になりました。
1巻を読んだ時、正直言って期待したほどではなかったかなと思い、星4を付けたのですが、2巻に入って物語が進むにつれ、グイグイ引き込まれてしまいました!5分でも空き時間があれば読み進める始末。久しぶりにどっぷりハマりました。今まさに最高潮!!というところで2巻終了。続刊が待ち遠しいです!!
1巻を読み終えた時点では本当にこの2人がくっつくのか不安になるくらい険悪な関係でしたが話が進むにつれてお互いを信頼していくのが分かってとても良かったです。ストーリーもかなりしっかりしているのでBLではなく普通のファンタジー小説としても読めそうな感じでした。2巻ではとても続きが気になるところで終わってしまったので早く3巻が読みたいです。
続きが気になりました。一巻は、序章といった感じで、まだまだ恋愛まで行きませんが、シチュエーション的に、恋に至る過程が時間と信頼関係が成り立つのには、必要なのが分かり、その過程も楽しめました。
外国人作家さんの作品でしたが、すごく面白くて何回も読み返しました。甘々BLが読みたい方向けではありません。が、主役の王子2人のキャラは馴染み易く、挿絵も綺麗でイメージに合っています。私は1巻目では、この2人くっつくのいつ…?てなりました。歴史ファンタジーの中にBL要素があるくらいのカタチですが、歴史物、軍記ものとして見た場合にはもの足りなさはあるので、満足感を分けるのはこの塩梅がちょうどいいよねと思えるかどうかです。あんまり盛り過ぎたら濡れ場が入れられないですしね。最終巻まで読んで見て、おおよその割合を占めるのは、6割歴史ファンタジー、3割王子2人の距離感、1割濡れ場、くらいかな?ホントにちょっとずつ詰まる距離感にもだもだしながら読んでください。
ずっと待ってました!いつも領土争いをしている敵対する隣国へ、腹違いの兄に陥れられた主人公が奴隷として売られて。読んでいると、どんどん引き込まれます。早く最終巻が読みたい!
試し読みでは興味をそそられませんでしたが、皆さんのレビューを読むと、2巻の終わり位から面白くなるとのことだったのでそれを励みに読み進めました。なるほど、陥れ・拷問など読んでて苦しいんですが、二人の王子が共に苦難を乗り越え少しずつ信頼していく過程が面白く、冷酷で美しいローレントが率直なデイメンに心と身体を開いていくところがうっとりするほど美しいです。この二人をもっとみていたい。そんな終わり方です。
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「アドリアン・イングリッシュ」シリーズや「コーダ」シリーズを読んでモノクロームロマンス文庫が気になってDLしました。うーんー・・・私はもともと歴史作家の塩野七生先生(not BL)の大ファンでもあり、歴史モノも結構読みます。なので、ちょっとこの本は微妙・・・でした。玉座を巡る政略ゲームは、実際はもっと複雑で入りくんでいて、色んな「家」がそれぞれの思惑をもって動くはずで、国や政治を語るには、この物語は、色々書きこまれてるわりに主だった仕掛けは単純、そして文化背景とその心情がわかりにくくて……。歴史モノ、からは少しずれるかもしれませんが、歴史モノっぽいファンタジーBLが読みたいなら夜光花先生の「薔薇」シリーズや「少年は神」シリーズの方が、読みやすくて楽しめました。でも本作の続きは気になるので、最後まで読もうかな、とは思います。ガチで歴史モノで萌えたいなら、BLでなくても塩野作品とか、「ゲームオブスローンズ」(海外ドラマ)とかのが私は萌えました。