レビュー一覧

作者買いしましたが、この方の作品にしては珍しくイマイチでした。とってつけた都合のよい話が多く、ヒーローがなぜヒロインを溺愛するのかわからない。素敵な人なのに、30歳近くまで独身だった理由も謎です。

ヒーローがはっきり言わないまま、ヒロインが最初誤解してるのが、微妙だったり、面白かったり。でもこの話で一番よかったのは、ヒロインとその弟、双子の2人の絆のような気がします。

ストーリーもしっかりとしていて、楽しめました。途中、ヒロインとヒーローのやりとりが煩わしく感じてしまいましたが最後にはわだかまりも解決しました。ですが、もうちょっと他の登場人物の話も織り交ぜて欲しかったなと感じます。その辺りだけがちょこっともやもよ…な感じです。

イラストの北沢きょうさん買いです。絵が綺麗なので安心してお話にのめり込めます。とてもステキなお話でした。伯爵ルイはエミリーの双子の片割れと手紙だけの友達。病気だった弟との手紙を通して姉のエミリーに惹かれて・・・。弟の死をルイに告げることができずエミリーは手紙のやり取りをやめると言い出すが納得しないルイに会うことになって弟として彼の元へ。ルイは本物のエミリーと会い益々惹かれていく。ワインに酔いつぶれたエミリーにいたずらをしてしまったり。ルイは大人だけど子供っぽいところもあってエミリーとのやり取りは読んでいて楽しかった。想いは微妙にスレ違いながらも惹かれ合いエミリー溺愛なのが読んでいて癒やされます。亡くなっている弟とルイの友情や弟のエミリーへの想いも温かくホロリとさせられました。読後感はとても幸せなものです。おすすめします。

ルイとエミリーは微妙にスレ違いながらも惹かれ合っているのがよく分かりました。エミリーを溺愛しているのも良かったです。亡くなった弟とルイの友情や弟のエミリーへの想いも温かくぐっときました。

見ている景色の表現で人物の心のありようを示している部分が多くそれをどう読み取るかでかなり印象が変わる作品だと思います。わたしの場合は琴線に触れまくったらしく読書中なんども謎の感動に包まれていました。あとヒーローがヒロインに対してかなりポンコツなのでポンコツヒーロー(情緒的表現可)好きにはたまらんです。

作者さん買いです。すれ違いもありちょっと切ない部分もありますが、全体的に良かったです。ヒーローが慣れない手つきでクランペットをヒロインの為につくるのは結構きますね。

作者さん買いでした。父親の歪んだ考えで大切な弟を亡くし、好きでもない相手と結婚しないといけなくなったら冒険したくなるよね。ルイとはすれ違いもあったけど基本的にはルイが溺愛なのでこの先は幸せいっぱいの日々かが待っているでしょう！

他の方も言っている通り、ヒーローがどこでヒロインを好きになったのかわかりませんでした。ですが、なんとなく好きな作品です。大きな盛り上がりもなく、溺愛されます。ストーリー的には物足りないですが、安心して読めるなんとなく好きな作品です。

なんていうか、この作者様のいつものことではあるけれど、今回も苦労性のヒロインが詰めの甘いヘタレヒーローに惚れて大変な目に遭う系。死んだ弟が不憫だし手のひら返しな感じの父にも腹立つわ〜