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最近関心を集めているLGBTについて着目した作品。良い意味でとても生々しい心理描写が、細やかで創造性豊かな鎌谷先生の絵によって見事に表現されている。マイノリティであるがゆえの葛藤、周囲の目、思春期の多感な心。それらを実に鮮明に、痛々しくも訴えてくれる作品。これほど心に刺さり、多様化する性のあり方について考えさせてくれる作品はなかなかありません。世代も何も関係なく、まずは読んでみてほしいオススメの作品です。
漫画を読み終わった時、性のマイノリティーについて網羅されていることに感心させられました。同時に最近多く見かけるLGBTのまるで参考書のようだと、感じました。彼らの心中は、自分の正直でありたい本心。と、世の中の普通だと言われてるルール。この2つの違いにどう付き合っていくか。が見て取れます。主人公の年代を現在として、未来(年上)や現在に入る前段階(年下)の答えもしくは葛藤が読み取れて、視野が広がりました。LGBTについては、沢山の媒体がありますが、まずはこの参考書(←)を読むことをオススメします。他では見られない奥底の気持ちが凄く分かり易く載っています。ぜひ。
読んでいるうちに引き込まれました。続きがみたいです。何気なく言った言葉や慰めが人を傷つけたりいじめになったりするのだなと思います。
繊細な絵のタッチと丁寧なストーリーのおかげでテーマの割に重すぎず、爽やかにすら感じました。勿論、主人公たちはLGBTゆえの悩みに直面しています。そこに「だいじょうぶ、みんな受け入れてくれるよ!」と、無意識に優位に立ちたがる「理解者」が踏み込んできたりします。この辺りはリアルだな〜と思いました。「誰そ彼(誰ですかあなたは)」はまさにそんな彼らが自身を問うているかのよな表題。個人的に今後の椿くんの動向が楽しみです。
同性愛もなにもなく、読んでいる自分にも「誰かさん」のように生きてみたらどんな人生になるのかなと思った。大事な作品だと思う。
読み返したくなり購入しました。とっても好きな作品です。ちゃんとエンターテイメントととして漫画をただ楽しむこともできます。もしこれを読んで考えることがあったとき、無理に登場人物のどれかに自分を当てはめたり、これを読んで全てを知った気になったりしないで欲しいと思います。
思春期の複雑な思いが蘇る。同性でいつも一緒にいてとても仲良かった相手に突然嫉妬した。人間として好きだった相手のすべてに嫉妬した。どうしようもない怒りがこみ上げ、その子を傷付け、背を向けた。恋ではなかったと思う?よくわからない。自分に嫌悪感を抱いたのかな?読んでて彼女を思い出した。昔の彼氏と同じくらい、時々思い出すんだなぁ。この物語好きです。ずっと読んでいたい。
アメリカの友人に勧められて読み始めました。とくかく絵がとっても綺麗ですぐ好きになりました。内容的には、サイドキャラクターだけでなく、主人公のたすく君も非意図的に人を傷付けてしまっているというところに惹かれて全4巻買いました。たすく君が「僕が好きになった人が他の人を傷つけるのを僕はもう見たくない」って椿くんに怒った場面で、たすく君変われたんだな、と思い、感動して思わず泣いてしまいました。素晴らしい作品です。
色々な人がいて色々な世界があるのを受け入れられる素敵な漫画です
誰もがオリジナルで、あやふやで、じしんがなくとも、けどそのままでいいことを教えてくれる一冊。
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最近関心を集めているLGBTについて着目した作品。良い意味でとても生々しい心理描写が、細やかで創造性豊かな鎌谷先生の絵によって見事に表現されている。マイノリティであるがゆえの葛藤、周囲の目、思春期の多感な心。それらを実に鮮明に、痛々しくも訴えてくれる作品。これほど心に刺さり、多様化する性のあり方について考えさせてくれる作品はなかなかありません。世代も何も関係なく、まずは読んでみてほしいオススメの作品です。