レビュー一覧

表題作「半神」は、16頁の中にエッセンスが凝縮されていて今もなお色褪せないです。ラストの構図もセリフも、数十年前に読んだ時と同じ衝撃をくらいました。

一つ一つの話が深くて、読み終わった後に色々と考えてしまいました。でも、後味が悪いとかでは無くて、良いとか悪いとかでは無く不思議な気持ちになるけど好きです。

作者買いです。なんて言うか…規格外。発想も設定も規格外。この作者さんの頭の中はどうなってるのでしょう…？半神、ハーバルビューティが特に好き。ちょっと理解力及ばずで、？となった話もありました。だから星４つで。

作品を読んではるか過去に行ったみたいでした。古い作品やはじめてみた作品や。購入して良かったと思っています。

表題作が短いのにものすごくインパクトがあって心にずっと残っている作品です。

面白いと思うのとそうでないのとが混在したSF短編小説を読んでいるような感じ

なんてなんて贅沢な一冊！満足感ハンパないです。もーさまの作品は、ポーの一族もトーマの心臓も大好きだけど、SF好きの私は11人いる！が一番好き。子どもの頃から家には母のもーさまコレクションがあったけど、この短編集は未読でした。出会えてよかったです。

「半神」素晴らしい作品です。ユージーの気持ちに涙がでました。ラストのページが最高です。

今の読者ウケ重視の時代にはめったに見られない独特な哲学を持って生まれた短編集といった印象。出会うことができて良かったと思います。

間違いない傑作短編集！以前読んだときよりもSFの経験値が増えたので愉しくて仕方がない。思い出補正というバイアスはかかってますが天才とかマンガの神様という世間の評価は正しい。