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絵柄はとても詩的でうっとりながめていたいのに、お話が醜悪で耐えられなくなります。主人公ジェルミに救いが来ますようにと祈りながらよみすすめ何度も裏切られジェルミの運命に涙がとまりませんでした。周囲の人物像もしっかりしていて好感の持てるつくりです。無料で読める所であまりに救いがなかったので救いを求めて最終回まで読んでしまいました。。。どんな形でも生きていけば愛や出会いや救済があると思える素晴らしい作品でした。
途中はレンタルしませんでしたが、面白かったです。
本当に、レビュー通り、3巻まで辛くて苦しくてたまりません。10巻かけて、やっと救われました。序盤は、読んでるだけでお尻が痛くなります…義父を殺してやりたいと思う気持ちに同調しすぎて、眠れなくなりました。トーマの心臓で昔ボロボロ泣いた覚えがありますが、この作品は、すごい。でも、読み返すのはひどく辛くなりそうなので、5年くらい寝かせてから読もうかなと思います。いや、すごかった。
絵も素晴らしいし、ストーリー展開も見事だけど、なんにしろテーマが重すぎです。とにかく読んでいて苦しい。
深くて重くて…私にはヘビー過ぎて8巻辺りからリタイアしそうでした。でも一応最後まで見届けたけど…。
萩尾望都さんの、人のこころの問題への探究心が生み出した傑作です!登場人物は皆トラウマティックな出来事による心の傷を抱えており、それらの傷にどう向き合うか、回復とは何か、理解者・伴走者の存在がいかに大きいかなど、深く考えさせられます。ジェルミやイアンとともに、いつ終わるともしれない迷宮に読者も紛れ込んでしまいますが、明るい兆しの見えるラストに、ひとまずほっとしました。
全10巻300ページ以上あり、読んでてキツくて何度も何度も眼が滑り、中断しては読みを繰り返し4日で読み終わりました。後半は、出口のない迷路をグルグルと錯綜する記憶の断片と共に駆けずり回り足掻き泣き喚き叫びとしていく中で、タイトルの意味が段々と浮き彫りになっていく…見事なものでした。愛の形は、それぞれ違うけど確かな事は、愛は重い。
虐待を直接しない方の親の多くが虐待を知っていて気づかぬふり。サンドラの行動は典型的。サンドラが知っていたという目で読み直すと、ただ「見て見ぬ振り」を通り越して富豪の妻の座を守るためにジェルミを生贄として差し出して協力しているように見える。弱いふりして。弱さを利用して、ジェルミを脅迫し続ける。鳥肌が立つほどの嫌悪を覚える。でも、死後見つかった日記を読むと、具体的なひとつひとつの行動がそういう動機だったのかどうかは判然としない。人間の行動の多くは白か黒かわからない。余計にリアリティがある。そしてそのグレーさが被害者の苦悩と苦痛を増す。現実には有能で心があって金持ちなイアンという真剣な救済者はいない場合が多いのでは。ジェルミが無垢で弱い少年から自分のセクシャルなパワーを自覚し、でも、パワーがあるからと言って自分の心を満たすことはできない屈折して冷めた少年に変わっていく姿も痛々しくはあるのだけれど少し頼もしい。人間はイノセンスを失いつつ強くなるのだろうか。イノセンスを保ったまま強くなることはできないのだろうか。もう一つのテーマは、愛は苦しいものということか。サンドラもナディアもジェルミとイアンの苦悩の前では薄っぺらく見えるけれど、とても現実感がある。愛、あるいは自分の妻や恋人の座ににとらわれすぎて、状況をそのパワーバランスからしか見えなくなっている。サンドラにあまり同情はできないけど、でもこれらの苦悩はまた人間的で笑うことはできない。自信満々なイアンがジェルミの気持ちを測りかねて自分が歳を取りすぎて魅力がなくなったのか(一体アンタいくつだよ?未成年でしょ)と悩むあたり、ナディアやサンドラと変わらない弱さ愚かしさを見せる。愛とはカッコ悪いものかも。
とても重い話なので最後どうなるのだろうとドキドキしながら読みましたハッピーエンドとは言えないかもしれませんが、救いのある終わり方でした
重いし暗い、徹底的に残酷。ただ、間違いなく名作。この人の絵は何年経っても綺麗だと思える。愛と狂気は紙一重ですね。
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絵柄はとても詩的でうっとりながめていたいのに、お話が醜悪で耐えられなくなります。主人公ジェルミに救いが来ますようにと祈りながらよみすすめ何度も裏切られジェルミの運命に涙がとまりませんでした。周囲の人物像もしっかりしていて好感の持てるつくりです。無料で読める所であまりに救いがなかったので救いを求めて最終回まで読んでしまいました。。。どんな形でも生きていけば愛や出会いや救済があると思える素晴らしい作品でした。