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子供の頃読んで、長くて暗くて救われないと思ってよく覚えていなかった漫画。大人になって改めて読んでその深さと繊細さに驚くばかり。昔はタルいと思っていた部分がすごく必要なシーンだったとわかる。魂を破壊する描写がスピーディーで怖く、再生する描写がゆるく長いのがめちゃくちゃリアル。破壊された心を完全に治す事はできないかもしれない、でも時間をかけて治っていく希望も感じる。BLとかブロマンスだと思って読むとダメージでかい。子供の頃むかつくと思っていたイアンは相当にいいやつでした
萩尾望都さんの作品を初めて読んだのは まだ幼稚園児にもなっていなかった時の デビュー作の『ルルとミミ』でした。 その後 『ポーの一族』 『トーマの心臓』『この娘売ります』 それからSF作品 『11人いる!』『百昼の昼と千億の夜』『メッシュ』『銀の三角』と ずっと読み続けて来た中での このサイコ・サスペンスとも言う心理劇… ジェルミとイアンの関係性が最初から気になっていたものです。 アメリカはボストンのセイラムと言う 魔女裁判で有名な都市の名前に 冤罪の言葉も浮かんで来てたのに… 親と子供の関係性は 脈々と続く 生き苦しさの元であり、、愛情と支配はどこまでの線引き…? と 永遠に答えの出ない迷路にまた惹き込まれた作品です。
ジェルミを襲うあまりにも残酷な出来事の数々に苦しくなり、今後読み返すのは難しいかもしれない。しかし沢山の登場人物の感情、体験、変化が丁寧に織り成される描写力と話の展開には脱帽。誰もが身勝手で、人を傷付けもし助けもし、愛も恐れも憎しみも持ち合わせている…人間が描かれているなと感じた。絵も芸術的でうっとりする美しさ。そしてイアンとジェルミの関係性が魅力的だった。1歩進んでは2歩下がりしながら絶望から希望へとにじり寄っていく姿。最後は切ないながら納得のいく結末だった。痛みも歪みも消えはしないけれども2人なら生きていくことができる、ジェルミもイアンになら愛を求めることができると希望を示してくれた。ありがとうございました。作者様の他の作品も読んでみようと思う。
暗く切ない、でも引き込まれる、身近でないのにリアルさのある不思議な作品でした。
最近BLが流行ってますが、この作品はBLというより萩尾望都ワールド全開で、ひと括りにはできない感じです。かなり深い内容で何度も読み返して、少しずつ落とし込みました。最後は救いがありますが、賛否両論分かれる内容だと思います。
萩尾モトちゃんの世界観が大好きですが、この作品は人間の心底が描かれているようで読んだあとに苦しくなます。
学生時代のフランス語の先生が絶賛でも読み進めるのが辛い内容で、当時は1巻読んで挫折。今はそのフランス語の先生と同じくらいの年齢になり、思い出して読んでます。昔ほどの拒否反応はないです。
あまりにも心削る人の心の深淵を描いた作品で、とても引きずられる読後感が重い。子供心の親に対する痛ましいほどの思慕と献身が、利用され打ち砕かれる絶望に、やりきれなさを感じた。人とは何だろう、哲学的問いかけをされる気がしている。
最初の方を雑誌で読んで挫折した作品です。それいらい、あー、あの怖い、えげつない話、と避けてきたのですが、友達にあらためて薦められたので、読んでみました。最後には救いがあってホッとしました。
軽い気持ちで読み始めたら、あっという間にこのストーリーの世界に引き込まれました…余韻がすごいです…
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子供の頃読んで、長くて暗くて救われないと思ってよく覚えていなかった漫画。大人になって改めて読んでその深さと繊細さに驚くばかり。昔はタルいと思っていた部分がすごく必要なシーンだったとわかる。魂を破壊する描写がスピーディーで怖く、再生する描写がゆるく長いのがめちゃくちゃリアル。破壊された心を完全に治す事はできないかもしれない、でも時間をかけて治っていく希望も感じる。BLとかブロマンスだと思って読むとダメージでかい。子供の頃むかつくと思っていたイアンは相当にいいやつでした