レビュー一覧

ここまでのフィクションであれば「ゴッホ」の名前を使わない方がいい。別物として見ると絵も内容も素晴らしいと思います。名前だけを見てこの本が「史実」と勘違いする人もいるのではないでしょうか？

史実と勘違いする人がいると思うから星一つで。

天才画家ゴッホの一生が劇的なのは創作されたからだとしたら、それは面白い。ゴッホの絵を見ていて狂気を感じなかった私には、このストーリーの結末の方が腑に落ちた。でも、まあ、このストーリーを読みたいと思った動機は不純で、１巻の表紙の男（ストーリーの主人公）にそそられただけなんですけどねぇ。

史実は知らないし、分からないですが、本当にこうだったのではと思わせてしまうぐらいの話で、深すぎる漫画って思いました。この漫画を読んだ後、史実はどうだったのか知りたくて、ネットで検索してしまいました。歴史の１つを見ているって思うぐらい引き込まれました。

お薦めを読んで購入、大成功でした。話がすすむごとに引き込まれて、絵もこの絵でないとだせない雰囲気をかもしだしてました。本当におすすめです

内容も終わり方もびみょうで、最悪だった。

どうやって繋げるのかと思ったら、そういうオチか。好き嫌いが分かれると思います。私はあんまり。登場人物のムダ遣いも多いので、チョット残念です。

ゴッホの実際の話は分からないのですがテオの画商としての見極めの確実さ、フィンセントの天才的な部分が凄く分かりやすく感じました。話のテンポも分かりやすく絵も綺麗なので惹き込まれます。電子書籍ではなく手元に欲しい作品です。

★５００をつけたいくらいです。史実うんぬんはまったく気になりませんでした。最高峰の漫画を読めたことに感動、感涙しました。生涯、この作品を手放すことはないと思います。何より、画力が素晴らしい。テオドルスの妖艶さ、フィンセントの無垢さを描く技量は達人レベルです（作者の実年齢を知りませんが）。骨の髄から、この作品を描き上げたことが伝わりました。作者が日本に生まれたことに感謝します。この作品に出会えたことは至福です。

ゴッホの絵が大好きで史実を基にしたフィクションと言うことで読み始めました。この頃の絵画は革命的だったし、実際に後の世に鉱石を残す事になった画家達もこの時代は生きにくかったのだろう。これは漫画という枠を超えてる。