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謎多き美人キャスターを核に、歴史的事件・メディア・ジャーナリズムそれぞれの闇が絡み合う、スケールの大きな作品。かと言って重苦しさはそれほど無く、スピーディな展開で一気に読める。惜しむらくはそのスケールゆえに結末に向かうほど個々のエピソードが薄くなり印象が散漫になる点か。
主人公の善悪入り交じった感じが面白い。もっと長い展開を見たかった。
細野不二彦先生の長年のファンですが、読みそびれていたので、今回読ませて頂きました。後半の怒涛の展開は迫力があるとともに、哀しいものでもありました。ある意味予想される結末であるが故、こうするしか仕方ないのか、もう終わりなのかという寂しさがこみ上げてきます。ともかく、読み応えのある名作です。
読み応えありました。主人公の冷徹で悪い部分と、弱さ、少しの幸せが、人間味があって面白かったです。
ひとことで言うと、息が苦しくなる作品です。予想だにしない結末、主人公の悲しい思い、全てに胸を締め付けられました。
ダブルフェイス以上に壮絶な過去と現在の主人公詩織がテレビ界に出て云々でヤクザ絡むしドロドロだが詩織が妙に明るい。だから父親の跡を継ぐ為の奮闘記路線に見えるが過去の惨事がテレビによるものだったので悲劇に終わる。ハジメの存在が詩織の癒しと浄化だけどやはり父親には敵わないオチ。個人的に最終巻は泣ける。
ギャラリーフェイクは各話完結ですがこちらは長編です。細野氏はどんな分野も描ける方で本当に天才だとこの作品を読んで思いました。私は女子アナやテレビ業界にはまるで関心がないし、実は氏の絵柄は好みから外れてさえいるのですが、それにもかかわらず最後までだれることなく読み終えました。3巻無料にまんまとはまった感じです。物語の最後部が当初からの作者の構想だったかはわかりませんが、その姿が「羊たちの沈黙」「ハンニバル」のクラリスと重なって見え自分としては悲しい気持ちになりました。(間違ったたとえかも)
これはハッピーエンドです。これ以上ない。やり遂げて死ぬのであればそれはそれで有り。
三巻無料から、結局最後まで購入して読んでしまいました。なんとなく次の展開はわかるのに、なぜか読み進めてしまう感じでした。
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謎多き美人キャスターを核に、歴史的事件・メディア・ジャーナリズムそれぞれの闇が絡み合う、スケールの大きな作品。かと言って重苦しさはそれほど無く、スピーディな展開で一気に読める。惜しむらくはそのスケールゆえに結末に向かうほど個々のエピソードが薄くなり印象が散漫になる点か。