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幼女推しのユリなの?!って描写がある気がして少し苦手でした。
ちょっとエロそうだけど、ほんわかな女給さんとマダムの話。線が綺麗でもっとほっこりを求めて読みたくなります。
「舞妓さんちのまかないさん」を読んで、この作品も読みました。「舞妓さんー」も面白かったですが、この作品はちょっぴりエロティックというか艶っぽさも感じさせつつ、明治時代の横浜およびカフェの女給さん達の日常ってこんな感じだったのかなと思わせます。複数ページに亘ってセリフや効果音のないページが所々にありますが、まるで無声映画を見ているような、読み手側の様々な想像力をかきたてる絵のみの表現は「凄い!」の一言。カヒーやビスキット、チースケーキも匂いが感じ取れそうで、美味しそう♪潮や海風、光の透け具合も想像できて、素敵な作品に出会えました。主人公である「ちろり」、12〜13歳(満年齢か数え年かはおいといて)との設定ですが、「舞妓さんー」に登場する舞妓さん達よりも大人びて見えるのは、かつての日本人が早熟・早婚だったからでしょうかね。今後の展開が楽しみです。
コーヒーの香りがしてくるようで決まってコーヒーを淹れたくなります!綺麗な描写で、モノクロなのに眩しさが感じられました。ちろりが愛らしいです。
小山先生のお話が好きで読み始めたのですが、ただぼーっと読んでいたくなるようなお話です。丁寧な絵と描写が印象的で、ちろりとマダムとカモメ亭を訪れる様々な人間模様がとても情緒的。自分の時間がゆっくりゆったりするようなホッとする作品です。
人物がとにかくかわいい、絵も上手で昔の横浜にタイムスリップしている感覚になれる。
開港したばかりの横浜にあるカフェが舞台ですが、ドラマチックなストーリーが展開されるのではなくて、日々の移り変わりを丁寧に描いていく作品です。あまりに長閑なのでこのお店の経営はどうなっているのか心配になる瞬間もあったりしますが、その場の光線、風、温度、香り、物の質感などが繊細な絵からとても良く伝わってきます。レトロ喫茶やアンティーク着物が好きな方にオススメです。マダムがお店を開いた経緯やちろりの過去は描かれるのでしょうか。途中までしか読んでいないので、続きが楽しみです。
もう新刊が扱ってないので古本で買っていた本なのですが、古本市場でプレミアついていて買えなくて、デジタルなら定価なのでこちらで購入しました。このお話らしい柔らかさと、この登場人物がまた出たのかと思いながら新鮮な気持ちで読みました。思った以上に感動したなあ。読めてよかったです。
最高です。久しぶりに、漫画ってアートだなぁとしみじみ感じる作品でした。時間や空気、人の感情の機微を情感豊かに描かれて、味わえました。珈琲の香りが読み進めると想起されます。本当に良い作品でした。
すごく、すごく疲れた時に読んでほしい本です。大きな売りはないんだけれど、ちろりの存在やマダムの存在にほっとする、カフェ。こんなところがあったらいいな。
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幼女推しのユリなの?!って描写がある気がして少し苦手でした。