レビュー一覧

迫力がある絵に怒涛のストーリーで面白いのですがバレエ漫画として見ると面白いと思いませんでした。著者は主人公そのものを描きたいのだろうと思いますしそれは正しいのですがそれにはバレエ漫画じゃなきゃいけないと言う説得力がないと思いました。バレエの面白さと魅力が置いてきぼりで主人公があまりにも中心過ぎると感じました。ある種主人公の為の道具にとしか思えませんでした。

お話は面白いのですが少し絵が苦手で読み続けられなかった。迫力があっていいんだけどくどいなと思う時もあります。

懐かしい！一部無料だったので久々に読み返してみました。美しさよりもエネルギッシュな強さが全面に押し出されているような、ある意味スポ根なバレエ漫画です。読んでいて息苦しくなるというか緊迫感にヒリヒリするのですが、止められなくて…最終的にはドッと疲れます(褒め言葉です)

命を燃やすような極限の生き方を主人公はしている。ゾクッとします

絵柄の持つ力強さとストーリーのマッチがとてもよかった。

バレエ漫画ですが、かなりハードボイルドでスポ根的な描かれ方をしていてバレエのお行儀の良いイメージが良くも悪くも変わりました。ですが、やっぱりフィクションはフィクションで、実像とは違うようなのでファンタジーのつもりで読むのが吉なのでしょう。でも野生的なタッチでとても引き込まれるし、主人公のある種破綻した生命力やエゴイスティックな性に、まるで観客になったかのように引っ張られます。個人的には好きな漫画です。

バレエが大好きなので読んでみましたが、精神論ばかりでこれってバレエなの？と言う感じです。バレエ好きとしてはちょっと首をひねりたくなる感じでした。

バレエ漫画というよりは著者の他の作品にも言えますが「天才」をテーマに描いた漫画で中々興味深かったです。ただ別にバレエ漫画以外でも他の分野でもこのストーリーは成り立つし取り立てバレエ漫画としては面白くなかったです。

何度も読み返している作品です。本当にこの作者さんは天才を描く天才です。そしてこのマンガは、続きが気になって一気読みしてしまうマンガの代表作です。

弟の死までで終わりにしておけば良かったですね。その後は気力が空回りしている印象で、続きが読みたくはなりませんでした。