もとは一つの国であったウェントラース国を東西に分断し、人がほとんど立ち入らない「死の森」。そこには、祖母の家業を継いだ凄腕の薬師であり偏屈者な魔女・リコリスが住んでいた。森深くひっそりと暮らす彼女のもとにある日、森の西の王国から王兄が訪れる。彼が王族だとわかり追い返そうとするリコリスだったが、彼が「楽に死ねる毒薬」を求めていると聞き――?愛を知らず生きる魔女が、薬を求めて訪れる人々に向き合うカプリチオ・ファンタジー! 分冊版第1弾。※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
もとは一つの国であったウェントラース国を東西に分断し、人がほとんど立ち入らない「死の森」。そこには、祖母の家業を継いだ凄腕の薬師であり偏屈者な魔女・リコリスが住んでいた。森深くひっそりと暮らす彼女のもとにある日、森の西の王国から王兄が訪れる。彼が王族だとわかり追い返そうとするリコリスだったが、彼が「楽に死ねる毒薬」を求めていると聞き――?愛を知らず生きる魔女が、薬を求めて訪れる人々に向き合うカプリチオ・ファンタジー!
陰で“極悪令嬢”と恐れられるローザリアは、侯爵邸の敷地内だけで生きてきた。ある日、祖父に「庭に迷い込んできた騎士・カディオに恋をした」と告げる。しかし、それは屋敷から外の世界へ出るための方便で…?