遠野落し文参 世話係の兄弟事情
配信日:2017/07/05
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遠野落し文 雪降る妖怪村譚
“契約”。それは、人間と妖怪の間に交わされる、“生死をともにする”という誓い。
一条綾文(あやふみ)はある目的のため、祖父である吉野が住む遠野村(とおのむら)に赴いた。ところが、案内役にして吉野の弟子である弥凪(やなぎ)に「吉野は半年前に死んだ」と教えられる。
ショックのまま足を踏み入れた遠野村一条邸にて、銀狐を拾った綾文。うっかりススキと命名してしまったが、なんとススキは三千年生きた妖狐であり、一条邸の守り神(屋敷神)でもあった!
妖怪に名づけることは契約をするということ。ただし血を与えなければ不成立と知り、安心したのも束の間。ススキだけでなく、妖怪の血を半分引く弥凪にまで契約を迫られる。
一方で、烏天狗(ワサビ)が「首領を助けてくれ」と駆けこんできて……!?
「妖怪が実在するとか聞いてない!」などと叫んだところで時すでに遅し。綾文少年と妖怪たちの幻想譚、開幕。
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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2018-06-24
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遠野落し文弐 桜の吹雪に君を想う
配信日:2016/04/21
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岩手県遠野、憧れの地です。彼の地ならこんな村や妖怪相談人が存在しても不思議ではないと思います。主人公は全てを両親に決められる人生に嫌気がさして遠野行きを強行します。両親は息子の能力を知っていて祖父の跡を継がないよう育てていたのですが、自分の決めた人生を生きたいという反動とどうしようもない「縁」があったせいか、主人公は人と妖怪が共に住む隠れ里で祖父の仕事を継ぐ決心を固めます。とは言え、祖父がしていた、主の死=妖怪の死という「契約」は理不尽だと拒否し、妖怪は使役するものではなく、共に生きる友人、隣人という新しい考え方の相談人です。主人公のスタンスは閉鎖されて淀んだ村に吹き込んだ新鮮な風となって主人公の周りの人間擁護派、反対派両方の妖怪を引きつけていきます。まだ1巻目を読んだだけですが、個人的には好きな作品でした。主人公に惚れ込んで無理に契約を結んだ3000歳の白狐との恋を中心に、妖怪だけでなく人間の凝り固まった考えやしきたりに主人公がどう関わっていくか楽しみです(妖怪よりも人間の方が難しいかも)。先代が成し得なかった新しい形の人妖共生の村へと変化していく話であることを期待して、ゆっくり一冊ずつ読んでいこうと思います。