勝つための状況判断学
配信日:2023/05/09
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たとえば湾岸戦争のような、異なる国の軍隊が共同して戦う連合作戦は、いかに遂行されるのか。指揮系統の上下間や部隊間で、スムースな調整を行なうためには、ほとんど機械的とも思われるぐらいに、「見方、考え方」の順序を厳密に定めることが不可欠だ(「軍隊の思考過程」)。
一方で、組織の上に立つリーダーの思考法はまったく正反対である。体験的知識をもとに「直覚」を活用し、電光石火、手を叩く間もなく決断し行動する(「プロの思考過程」)。
本書では、古今の軍隊の豊富な事例と名将の言葉をもとに、状況判断における二つの思考過程を徹底解剖する。軍隊にかぎらず、日本の組織はますます専門化し、IT化している。人間のもつ決断の速さと創造性と総合性は、むしろこうした時代だからこそ必要とされるだろう。
「『人生は決断の連続である』と覚悟することが必要なのだ。そして『決断』するには『クーラージ・デスプリ(精神的勇気)』が必要なのだ」。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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2023-10-01
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ガチの戦略解説書でした。軍事関連の職業についている方でなければ、内容をそのまま役立てることは難しそうです。ですが、進軍と撤退の転換や機動戦、指揮統率の方針など、一工夫すれば一般的文民でも役立てられそうなエッセンスは含まれていました。ミリタリー好きにはおすすめ。軍事的な思想を生活に役立てたい方には本書はやや重いかと思います。他の類書を推奨します。