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内容紹介
常識、職場の空気、前例、人の目、自分らしさ、見栄……。あなたも「こだわり」に囚われていませんか?
臨機応変に考えて、自由に生きよう。なにか一つのことに拘って成功した人よりも、あらゆることを試して成功した人の方が多いはずだ。単に、「諦めなかった」という意味で、「拘り続けた」という言葉を使っていることが多く、そこを誤解しがちである。あくまでも、「固執する」という意味での「拘り」は無用だということ。
拘ることの最大の欠点は、思考が不自由になることであり、思考が不自由になると、思いつく機会が減るし、また問題解決ができにくくなる。こうなった人は、いつも周囲の誰かに頼ろうとするし、最近であれば、ネットで検索しようとする。自分の頭の中で問題を展開さえしない(本書より)。
人気小説家・工学博士による人生を好転させるヒント。

【おもな目次】
●第1章 「拘り」は悪い意味だった。
●第2章 「拘る」のは感情であり、理性ではない。
●第3章 「拘らない」なら、その場で考えるしかない。
●第4章 生きるとは、生に拘っている状態のことだ。
●第5章 新しい思いつきにブレーキをかけない。
●第6章 自由を維持するためにはエネルギィが必要だ。
●第7章 死ぬとは、死に拘るのをやめることだ。
●第8章 拘らなければ、他者を許容することができる。
●第9章 優しさとは、拘らないことである。
●第10章 拘らなければ、臨機応変になる。


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