「思いやり」という暴力 哲学のない社会をつくるもの
日本人が正面からの個人間の対話を避けるのは、思いやりのためだ。誰も傷つけずに語ることのズルさから、日本人の精神構造に迫る。【全151ページ】
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「思いやり」という暴力 哲学のない社会をつくるもの
思いやりとは、利己主義の変形である。すべての人を傷つけないように語ることはできない――教師が語りかけても沈黙を続ける学生たち。街には無意味な放送や看板が氾濫する。なぜ私たちは正面から向き合う「対話」を避けるのか? 無意味で暴力的な言葉の氾濫に耐えているのか?
著者は、日本的な優しさこそが「対話」を妨げていると指摘。誰も傷つけずに語ることのズルさや虚しさを訴える。
風通しのよい社会を願い、日本人の精神風土の深層に迫る。『<対話>のない社会』(PHP研究所)を改題。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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