日本終了 下
配信日:2011/11/29
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【全2巻】完結
日本終了
その地獄は、突然の大停電から始まった──。
東京郊外のM町で、父、兄、姉の三人と暮らす中学二年の東堂夏生は、その夜、起きた停電がすぐに普通のそれではないことに気づく。電源の入らない携帯電話、電池を替えてもつかない懐中電灯、作動しない災害用の手回し充電ラジオ。電力供給がストップしたというよりも、電化製品がすべて〈使用不能〉になったかのようだった。やがて〈電子制御〉で水を汲み上げている水道も使えなくなるが、人並みはずれた知性を持つ大学生の兄・冬則は、この異常事態は太陽フレアの電磁嵐によるもので、電気も水も二、三日で復旧するだろうと説明する。のちに、それは先の展開を読んだ兄の嘘だとわかるのだが。明くる朝、水道、都市ガス、電話、自動車、公共交通機関……あらゆるライフラインが突然停止した状況に戸惑う町の人々。父をはじめ、昨日仕事で都心に出ていた者も帰ってこない。事態の深刻さを正確に把握している兄だけが、先手を打っていろいろと行動していた。そんななか、夏生は兄の指示で自身が通う中学校へ情報収集に出かける。さまざまな憶測や流言が飛び交っていたが、ほとんどの者がやはりライフラインは二、三日で復旧すると考えていた。ところがただ一人、兄と同じくこの事態を正確に見抜いた生徒がみんなの前で告げる。この状況は少なくとも数ヶ月は続き、自衛隊などの救援も期待できないだろうと。そして、その予想が現実だと気づく頃にはもう、夏生は〈人殺し〉として地獄の入口に立っていた……。
現代日本で起こりうる最大級のクライシス! 生き残るために人を殺す──リアル・サバイバル・ホラー!
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
レビューPICK UP
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ユキウサギさん
5
2023-01-31
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もしかして、こういう時が来るかもしれない。その時、今の私たちは何ができるのか?現代の生活に慣れすぎ、当たり前のものが一瞬で崩壊した時に生きていけるのか。時には非情な事もしなければならない、治安も機能しない。日本自体が原始時代に急に戻った。その中で人はどうやって生きて行くか。良かれと思ってした事がより危険になる場合も。そして自分たちなりに知恵を絞って生きて行けてもいつか限界は来る。その時が来たら。自分ならばここまで出来るのか、また生きてけるのか、希望はあるのか。ここまでじゃなくても、自分はすぐに何を優先してすべきか、ということをシュミレーションしておくのは必要かと思った。