漆黒のローレライ

ゴロツキだった自分を拾ったヤクザ・岸和田の右腕兼情夫として組に尽くしてきたいつ樹。しかし、目障りなマル暴の刑事を葬るために岸和田が自分を裏切り利用したと知り―【全205ページ】
205
配信日:2017/12/28
配信日:2017/12/28
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漆黒のローレライ
ゴロツキだった自分を拾ったヤクザ・岸和田の右腕兼情夫として組に尽くしてきたいつ樹。しかし、目障りなマル暴の刑事を葬るために岸和田が自分を裏切り利用したと知り、その情報を警察に売って北の大地へ逃亡する。
逃げ延びた冷たく荒れた海の町で出会ったのは、異国の血をひく美しい唄うたいの少年。重く沈んだ心が洗われるような歌声に導かれ、いつ樹はこの地に隠された岸和田との因縁を暴くことを決める――。
やまねむさしが描き出す、複雑な愛憎絡み合うハードボイルドラブ!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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漆黒のローレライ
ゴロツキだった自分を拾ったヤクザ・岸和田の右腕兼情夫として組に尽くしてきたいつ樹。しかし、目障りなマル暴の刑事を葬るために岸和田が自分を裏切り利用したと知り―【全205ページ】
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配信日:2017/12/28
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少し古臭い気がしますが私にはそれすらもどストライクな作品でした。昭和のジュネのような雰囲気を持ってる物語に絵柄、どれもマッチしてドラマとしてもいいお話です。逃亡と復習、因縁と極道、どれをとってもお約束的なものを取り揃え、うまく調理されてます。主人公の元若頭はとても色気があり、因縁の少年と結ばれるのは最後の方で絡みもガッツリはないものの(むしろ脇キャラとかの方と絡む)どこか根っこで絡み合い、やがて結ばれると言った感じなので物足りないと言えば物足りないのですが。周りのキャラも魅力的すぎて絡みを見たかった!な気持ちもあり、でもこのもどかしさもまた良き感覚だと思います。でも小田切さんには他のお話でもいいのでまたどこかで会いたいですね。ジェネで育った私にはそっと何度も読み返したい作品です。