COLD HEART in NEWYORK【イラスト入り】
秋沢のことを本当に好きになってから二人甘い蜜月を過ごしていたが、ある日秋沢のスキャンダルが発覚。楠田が問い詰めると、彼は悪びれもせずに関係を持ったと口にした。
それを悪いとも、そもそも浮気とも思っていない秋沢に楠田は耐えられず別れを切り出すが、彼の極端すぎる執着に楠田は……。
好きだけど、愛しているけど、一緒にいられない――。
COLDシリーズスピンオフ、単行本書き下ろしも100ページ超収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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COLD HEART in NEWYORK【イラスト入り】
秋沢と二人甘い蜜月を過ごしていたが、ある日秋沢のスキャンダルが発覚し…。COLDシリーズスピンオフ!【全244ページ】
244
配信日:2016/12/15
配信日:2016/12/15
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ずいぶん久しぶりに読んでみて,楠田よりも秋沢へ憐みの思いに強く入れ込んでいる自分に驚いた。たぶんあれだ,5歳の幼稚園児の親への愛情表現を思い出したからだ,「ねぇ,ママ僕のこと好き?どれくらい好き?僕ママのこと大好きだよ。すっごい好き,こーーんなに好き」「痛い痛いー,僕痛いよー」「僕ね,僕ね,ほら見て,僕がね,僕は~なのに」愛くるしい顔で自己中心的だが無邪気にくっついてくる5歳児と見事に重なってしまった。いや,実際5歳でもすでに他人の気持ちを推し量り「ママ悲しいの?」ぐらいは言ってくるよ。それができず,自分を無条件に肯定してくれる母親代わりになる人を求める幼児性の強すぎる秋沢に対する憐憫の情が禁じえず,心が痛くて痛くて堪らなくなった。そんな強烈な幼児性の描写は嫌悪感を飛び越えてしまった。ところで,COLD本編で楠田が転職の相談を透にする場面があるが,あの場面の必要性に少々違和感を覚えていた。「倒産しても死ぬことはない」と肩を押され転職した楠田を待ち受けていた人生がこれかと思うと,すごい布石をすでにあの時打っていたんだと… 木原先生,あの時すでに楠田にこの非情なる運命を背負わせる構想があったわけだと思うと,もう胸を鷲掴みですよ。楠田は人生の大転換に死ぬことはなかったけれど,克服困難なPTSDを患うほど心は殺された。一方秋沢の方は,楠田との出会いで,止まっていた心の成長,彼の中の他者の視点が動きだしたのがなんとも皮肉だ。あの言葉をかけた透自身は何かしら気づくことはあったのかな。 数年かけて少しづつ距離が縮まることを予感させる最初の一歩でNew York編が閉じるのが,個人的には優しい気持ちになれてとても気に入っている。