優しくて棘がある

浅倉家の嫡男は、元服をもって生涯宝生家当主に仕えねばならない――そんな古くさいしきたりのせいで、高校入学と同時に、幼なじみで同級生の千裕にお仕えすることになってしまった梁。昨日まで友達同士だったのに、いきなりご主人様扱いなんて、できるわけない！　千裕もきっと同じ気持ちだと思っていたのに、元服したその夜から、千裕の態度が一変。
「おまえのすべてはオレのもの……」だなんて言って、身体まで求めてくるなんて、イヤなのにいいなりになってしまうのは、どうして――。

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• 1

  うさ七さん

  2011-11-25
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  主従の美味しさも、身分差の美味しさも、ハイソな学園ものの美味しさもまるで無く、面白くありませんでした…。攻めも中途半端な束縛するし、主従を嫌がり対等でいたがるのが家来の方なのって格好悪いですよ。しかも貧乏を嘘ついて金持ちぶりたがるとか、ショボい性格で全然可愛いくない。攻めのライバルとの決着も無くて「俺が何とかしとく」で終わっちゃ駄目でしょ。父親たちの主従もキモくて…つか攻の父親がキモくてうざいし。

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