【全6話】完結
荒ぶる神の後妻になります
「姉の仇を討つため、私は神に嫁ぎます!」
荒ぶる神に嫁として捧げられた姉は守り刀を手に不審な死を遂げた。村の神主は「神の怒り触れた」というが真相は不明。荒ぶる水神・辰鳴之神(たつなきのかみ)の祟りを恐れる村人たちに「姉の代わりに嫁に行く」ことを告げた妹の理乃は村の慣習により荒ぶる神の嫁になる…。辰鳴之神の隙を見て姉の形見の守り刀で討とうとする…。
姉の死の真相は? 神は殺せるのか?
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
荒ぶる神の後妻になります(1)
「姉の仇を討つため、私は神に嫁ぎます!」荒ぶる神に嫁として捧げられた姉は守り刀を手に不審な死を遂げた。村の神主は「神の怒り触れた」というが真相は不明。荒ぶる水神・辰鳴之神(たつなきのかみ)の祟りを恐れる村人たちに「姉の代わりに嫁に行く」ことを告げた妹の理乃は村の慣習により荒ぶる神の嫁になる…。辰鳴之神の隙を見て姉の形見の守り刀で討とうとする…。姉の死の真相は? 神は殺せるのか?【全26ページ】
荒ぶる神の後妻になります(2)
「今度の供物は肝が据わっておるな」優しかった姉・紫乃の不審死。その敵を討とうと荒ぶる水神・辰鳴之神(たつなきのかみ)の元に嫁いだ理乃だったが辰鳴之神に逆に気に入られてしまう。辰鳴之神に「供物」呼ばわりされるが、怪我を負ったこと知ると突然優しく扱われ、辰鳴之神の従者たちにも至れり尽くせりの好待遇に戸惑う理乃。そして姉の死に辰鳴之神の仕業ではないことを知る…姉の死の真相は?【全26ページ】
荒ぶる神の後妻になります(3)
「身も心も捧げてもらおう」辰鳴之神の力になすすべのない理乃。しかし辰鳴之神もまた紫乃の死の真相を知りたがったのだった…。「供物」呼ばわり以外は優しい水神、その従者たちにも慕われ、理乃は徐々に心を開いていく。姉の死の理由を知るため、二人で姉・紫乃がよく立ち寄った場所を訪れる。そこは育った村が一望できる場所だったが、一歩間違えば崖の危険な場所だった。そこで姉の遺品を発見する…。【全26ページ】
荒ぶる神の後妻になります(4)
「村の裏切り者だ! つるし上げろ!」一人で姉の墓参りをした理乃は、偶然訪れた村人たちに見つかってしまう。神嫁として捧げられたはずの理乃が神の元から出戻ったと勘違いされてしまったのだった。「村の敵」と思われた理乃を神主が庇われ、一旦神社に身を寄せることになった。そこで理乃は姉が神嫁に選ばれた理由、そして死に至った真相が判明。怒りに震える理乃…そこに荒ぶる神が降臨…。【全26ページ】
荒ぶる神の後妻になります(5)
「村ごと押し流してくれよう。辰鳴之神の祟りを知れ」姉・紫乃の死は神主が犯人だった! 真相を知った理乃は神主に体を奪われそうになったが、そこに荒ぶる水神・辰鳴之神が降臨した…理乃を救うためだった。紫乃の死の真相を知った怒れる水神、そし神の神威の前に畏怖する神主に、川を氾濫させ村ごと天罰を与えると宣言する! 怒れる水神を前にした理乃が取った行動は…。【全26ページ】
荒ぶる神の後妻になります(6)
「荒ぶる神呼ばわりされることが辛いし、悔しい」理乃の辰鳴之神への思いが、村を救った。辰鳴之神の神域の屋敷に戻った二人は、甘々な生活を送り始める。一方、村の女性を食いものにしていた神主は、村を追放され二人を恨んでいた…。ある日外出する辰鳴之神の後をこっそり追いかけた理乃は、彼が歴代の神嫁達の墓参りをしていたことを知る。彼の優しさを知った理乃だったが…。【全26ページ】
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