富豪ゆえの束縛
ダニーはロンドン郊外の大きな屋敷で庭師として働いている。屋敷の主は家のまわりに高い石塀を巡らし、つねにボディガードに囲まれて暮らしており、いまだ姿を見たことはない。きっと人間不信の哀れなおじいさんに違いないわ。ある夜、庭の芝を刈っていたダニーは背後からの声に驚いた。振り向くと、若くハンサムな男性が睨みつけている。彼こそがこの屋敷の主、ピアス・サザランドだった。謎めいたピアスの魅力に惹かれ、ダニーは身も心も捧げるが、彼の言葉は、あまりにも冷たいものだった。「僕が君を愛することは決してない。期待するな」
■1987年に刊行された、人気作家キャロル・モーティマーの意欲作です。謎めいた過去を持つ人間不信の大富豪を愛してしまった、貧しく無垢なヒロイン。彼の心は固く閉ざされたままで……。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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あちゅさん
4
2017-09-12
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さすがキャロル・モーティマーと言った感じでしょうか。ヒーローに起こった過去の悲劇はあまりにも衝撃的でした。その事を知ったヒロインのヒーローへの慰めの言葉はあまり適切ではないようにも感じました。当事者の立場なら私もヒーローのような気持ちで犯人探し続けると思うから。しかしなんと言ってもヒロインはまだ21で若い。その若さや素直さにヒーローは惹かれて救われて言ったのだと思います。ヒロインの素直な真っ直ぐさだと何もかもが簡単に見えてしまうんだろうな〜。複雑さは皆無だし。だから、一度自分のせいでヒーローのボディーガードを首にしかけたのに結局は彼女のせいで2人のボディーガードが首になったりと安直です。