ふめくりすとの恋【イラスト入り】
憧れのピアニストで大学の講師でもある黒田宗弘のコンサートで、突然譜めくりの代役に指名された史樹は、緊張し散々な結果だったにもかかわらず、今後も譜めくりを頼まれることに。完璧な容姿やたぐいまれなる才能とは裏腹に黒田の性格は傲慢で、絶対に近寄りたくないと思っていたのに、その演奏はうっとりするほど美しく、ピアニストを目指す史樹はいつも感動してしまう。ふたりきりでレッスンを続けるうち、黒田のピアノに対する真摯な姿に触れ惹かれていくが、彼にとって自分はただの譜めくりでしかないことが切なくて……。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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Rayさん
5
2015-09-15
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ふめくりすとの恋【イラスト入り】
ピアニストを目指す生真面目な史樹は、あこがれの若きピアニスト黒田のコンサートで無理やり譜めくりをさせられることになって!?【全177ページ】
177
配信日:2015/09/01
配信日:2015/09/01
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設定だけのピアニストとか嫌いなんで迷いつつ読みました。最初から薄々わかるもののハッピーエンドです。(ややネタバレ?)大人しいのに思いつめ傾向な受と口は悪いが嘘のないイケメンの天才ピアニスト。凄まじい事件などはなく、安心して読めます。攻はクールに装ってるのにちょいちょい周りに受が好きなのを漏らされたり、受が逃げたら本気で走って捕まえるとか…完璧でないのがいいです(笑)。どっちも純粋で一生懸命ですね。結構リアリティある気がしました。リサイタルがあったら自分の練習に重点置かないものかな〜?とは思いましたが、特に受の心理描写が丁寧でリアル。受は、王子様のように品があるのに激情もあったショパンを弾きこなせそうですね。この作家さんは人物の生い立ちなど細かく設定する方なのかメルヘンなBLとしては薄っぺらさがないと思います。流れはやや早いものの(ページ数上そうなると思います)大きな矛盾も感じず楽しめました。更にいい音を出すために恋愛しろって!?と一瞬思いましたが結構真理かも…。楽器は心の状態が出てしまうのは納得です。楽器が教えてくれるって、なるほどーとちょっと勉強になりました(笑)。音楽関連のBLを全部読んだわけじゃないですが、私が読んだ中では1番と言っていいくらい良かったです。肩書きだけの音楽家は興ざめなので、先生にまた音楽家で書いて欲しいなと思います。