恋情の雨音
田舎でひっそり暮らす貴文は、普段は秘密にしている特殊な能力で東京の刑事・大瀧の捜査に協力していた。いつも突然現れ、翌日には東京に戻っていく大瀧。いつしか体の関係を持つようになった二人だが、恋人になったわけではなく微妙な距離感を保ったままで――。でも、大瀧が帰る日には貴文の気持ちを映したかのように必ず雨が降っていて……。
【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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田舎暮らしに身を置く物静かな青年と、無口ながら熱血漢の都会の刑事…異色の組み合わせながら、味わい深いカップルでした。滅多に会えず、会話も少な目なのに長年連れ添った夫婦の雰囲気を醸し出しています。全編通じて、穏やかで物静かな気が充ちている印象なのは、主人公の青年の目線で書かれている所以でしょうね。私はファンタジーもオカルトも非現実的な世界には何でも有れで楽しめますが、この主人公の超能力は大事なポイントとしても、淫魔の係わりには違和感を覚えて残念でした。雨に纏わる不可思議な現象が主人公の心を現して切なく、その情景が心に沁みる作品でした。