友蔵の銭甕
友蔵は、峠までの塩運びを生業にしている。馬のくろと一緒に塩を運ぶ。そんなある日、峠で旅人に出会う。ひとりは女衒の男で、もうひとりは少女であった。少女は足に肉刺を作りもう歩けないという。そこで、友蔵の荷車に乗せてやることにする。娘はこれから江戸に出て、廓に売られるのだという。友蔵は娘を不憫に思いながら、峠道を進んでいく。途中で、友蔵たちは追い剥ぎに遭う。追い剥ぎは荷車に積んでいる反物を渡せと言う。そのとき黙っていた女衒の男が刀を抜いて追い剥ぎに立ち向かう……
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