女子パパ

レズビアン漫画家・浅田めぐ美が愛した女性には、6歳になる男の子・しょん君がいた。この二人とだったら、諦めていた本当の“家族”になれるかもしれない。「レズビアンがパパになるなんて、ムリ！」、そんな周囲の声にもめげず、しょん君との距離を縮めていくめぐ美。一つ屋根の下、幸せな新生活が始まるかに思えたが、しょん君が強烈な癇癪持ちであることが判明。暴れ回るしょん君を前にして、めぐ美はどうするのか…！？　レズビアンとパンセクシャル、そしてその子供という、ちょっと変わった3人がひとつの家族になっていく姿を描く、実話を元にした「ステップファミリー物語」、堂々スタート！【全33ページ】

「ちゃんとした家族になろう！」しょん君の小学校入学を機に、レズビアン漫画家・浅田めぐ美は決意をかためた。しかし、そこで立ちはだかるのが親への挨拶。恋人のみみは、まだ親にカミングアウトしていなかったのだ。めぐ美の脳裏によぎる過去の苦い思い出。これまで恋人の親には何度か挨拶をしたことがあったのだが、拒絶されてしまうケースもあった。「うちの祖母はちょっと変わっているの」と言うみみ。果たして、めぐ美はこの難局を乗り越えることができるのか！？　レズビアンとパンセクシャル、そしてその子供という、ちょっと変わった3人がひとつの家族になっていく、実話を元にした「ステップファミリー物語、第2話！【全33ページ】

待ちに待った夏休みが始まった。めぐみは、みみとしょんを誘って神奈川へ向かった。海に山、そして川…泥だらけになって遊び回るしょん。初めて見せる我が子の笑顔を目の当たりにし、みみは封印していた過去を語り始める。産まれてくることができなかった子供、そして、しょんが産まれたことで崩壊した夫婦の絆…。辛い記憶を呼び覚まし、自分を責めるみみ。そんな彼女にめぐみは「人間は間違いに気づいたら、前に進むんだ」と優しく声をかける。レズビアンとパンセクシャル、そしてその子供という、ちょっと変わった3人がひとつの家族になっていく、実話を元にしたステップファミリー物語、第3話！【全33ページ】