駆け引きはバーにて

評価で購入を迷いましたが、よかったです。いつもどおりの健気受けと、もうちょっとこらしめてもいいんじゃないのな攻めですが、他作品よりは不憫さもそこまでではなく、攻め目線も入っているので私的にはバランスのよい作品で楽しめました。

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義月さんの作品はどれも好きですが、この作品が一番好きです。ただ、すれ違いの間、おいっ設楽！ふざけんな！よくも水嶋を傷つけてくれたわね！と思わずにはいられませんでした。それほど水嶋は魅力的な人物です。設楽を想って苦しむ水嶋の心理描写に胸がきゅんとしました。水嶋を苦しめる設楽に腹が立つのと鳴瀬のダメっぷりが酷すぎるのと、いい雰囲気の肝心なシーンでお互いのことを「あんた」と呼び掛けるよそよそしさに違和感を感じたことがマイナス点ですが、それを差し引いても星5です。

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義月さんのお話お初でしたが、うんイイ！水嶋(クールな美人年上受、ツボです。)視点で淡々と冷たい空気感のある描写、高校の片恋相手設楽と再開し情事を重ねていくことになるが結局設楽の心を手に入られなず更に切なくなるってゆー、めちゃくちゃキュンときます。正直ちょっと設楽(攻)ってキャラは自己中で狡そうすぎ(？)て個人的に好みではなかったのですが(工藤が良さそう：笑。後半の設楽視点の下りで実は嫉妬してたし水嶋を想ってたと分かり多少払拭されましたが。。)まあそれも気にならないくらい水嶋が紆余曲折あり幸せになれたという結末に大満足。

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これでは（受）が割に合わないって感じです。嫉妬は恋愛のスパイスですが、こんな風に話が展開すると、（攻）が全然痛い目みてない。。。因果応報、世の摂理じゃないの？少しは痛みを知れよって思いました。　最後だってもう少し、（攻）が後悔するしぐさや言葉があってもいいのになって思う。久々に消化不良です。

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