甘いミルクに気をつけて
「見かけによらず、おてんばな子猫だな。キスの最中に咬みつくなんて」。
唇をさすりながら森谷葉月は、神尾千明を見た。葉月は23歳の人気恋愛小説家だ。いっぽう千明は恋愛経験なしの17歳。ロンドンの図書館で知り合い、年上の友人と思っていた彼からのキスに千明はパニック! 謝ろうにも葉月の「初めてのときくらいは優しくしてあげようと思っていたけど、やっぱりやめた。躾は必要だからね」という意地悪なささやきに思わず飛び出してしまった。本当は、千明はキスが気持ちよすぎるのが怖いと分かっていた。このままでは近い未来に、とんでもなく危険なことが待っていそうな気がする。その時は意外に早くやってきた。ある事件がきっかけで、何と深夜パジャマ姿で葉月の家を訪ねる必要が生じたのだ。驚き迎える葉月。ここからさき、展開される甘く信じられないような一夜は……!? キュートな単行本未収録短編、登場!
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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