パミールを越えて 〜中国歴史小説
高仙芝は唐の玄宗時代の名将だが、漢人ではない。高麗の人だった。ダルコット峠の頂点にたったとき、高仙芝は部下の将兵が、恐怖におそれおののいているのをかんじた。弱卒ははじめから連れてこなかった。それなのに彼らはひるむ色を見せた。そこで智将高仙芝は全軍の力を生み出すために、この大氷河をくだれば、勝利があると全軍にふれたのだ。
パミール峠を越えてチベットを征服した唐朝の名将・高仙芝の大活躍を描く歴史秘話。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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