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【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第五巻 ぶんぶく茶釜編
作品詳細
- 発行 eEHON コミックス
- ジャンル 絵本
- レーベル eEHON コミックス
- シリーズ 日本の昔ばなしシリーズ
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厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー400ページ6作品収録】
『ぶんぶく茶釜』
貧しい男が罠にかかったタヌキを助けてやった。その夜、タヌキは男の家を訪ねてきて、「耳寄りな話がある」と言い出した。それは、茶釜に化けたタヌキを、男がお寺に売ってひと儲けしようという企みだった。男はしぶしぶタヌキの言うとおりに和尚さんに売りつけるが、ひょんなことから、タヌキはやけどをして逃げ帰る。男は後悔するが、おどけるタヌキを見て、この芸を町の人々に見せてやろうと思い立つ。
『しっぺい太郎』
旅する僧侶が、ある村で娘を人身御供に差し出さねばならぬと嘆く一家に会う。村では毎年、山の社に住む魔物に娘を捧げていた。魔物の正体を調べに出かけた僧侶は、魔物が「しっぺい太郎」を恐れていることを探り出す。僧侶はしっぺい太郎を連れて戻ると約束して村を出る。しっぺい太郎が見つからぬまま、娘が山へ入る日は、刻一刻と迫ってきた。僧侶がやっと探し当てたしっぺい太郎とは、なんと一匹の犬だった…。
『天にのぼった息子』
とうとう勘当された怠け者の男。仕方ないので、牛蒡抜きの仕事につく。ところがある日、抜けない牛蒡を力いっぱい引っ張ると、ぴゅ〜っと飛ばされて、桶屋に落ちた。そこで桶屋に奉公し、働いていると、今度は、桶のたがに弾かれてまたぴゅ〜と飛ばされる。落ちた傘屋に奉公すると、風に乗った傘とともに、男はとうとう天に上ってしまった。そこで出会ったのは、なんと雷さまだった。
『三年寝たろう』
寝てばっかりの怠け者の男についたあだ名が三年寝太郎。ところが、ひどい干ばつにおそわれた年、寝太郎がむっくりと起き上がった…。
『最後の嘘』
ケチと大嘘つきで知られた婆さんが、病気で倒れた。ふだん付き合いのない三人の息子が集まった時、「お前たちにはたくわえを残した」と言いだして大騒動が始まった―― 。
『和尚と小僧のかみがない』
道端でおしっこのしたくなった小僧さんは、和尚さまから、「神さまの宿る場所だから」となかなか許してもらえない。ガマンも限界の小僧さんがやっと見つけたところとは?
※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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