【全3巻】完結

さよなら、おとこのこ

著者志村貴子

ジャンル：ボーイズラブ漫画
長さ：180ページ
4.0 (91件) 91 91

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作品詳細

目が覚めると、身体だけが子供になっていた――
灰島かなで　劇団員・25歳
桑田勇紀　バス運転手・30歳
2人はラブラブ同棲を満喫していた。でもある朝、かなでに起きた異変により、生活は一変する。原因も、大人の体への戻り方もわからず、あたふたする2人。昨日までは恋人・勇紀の身体を、心ゆくまでむさぼっていたのに、どんなにムラムラしても、Hは叶わず……！
舞台の上では老人にも幼児にもなれる。それがかなでの役者としての喜びだ。でも現実的に肉体を変えることなんて、できないはずなのだが……！？

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

レビューPICK UP
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5
れんれんさん

2023-03-23

※このレビューにネタバレが含まれています。
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先生の作品ストーリーがしっかりあって。えっ好きじゃなかったのにどうやって付き合うことになったの？めっちゃ続き気になります。

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5
がまんづよいシェーバーさん

2023-01-04

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3巻を読み終えて、この作家さんの力量にただただ感銘。胸の一番奥まで入り込んできて、ヒリヒリする痛みと深い満足感を与えてくれる作品です。かなでの身体だけが子供になってしまった原因を探る過程で、かなでと勇紀の現在と過去、2人がそれぞれに押し殺してきた本心が、劇中劇のようなかたちで描かれますが、答えは簡単には示されず、かなでと勇紀に加えて、かなでの父、勇紀の弟、劇団主催者の雀、そして、謎の人物が関わってくる。個人的には、2度3度読み返してようやくいろいろな出来事の意味とつながりが見えてきたので、好き嫌いが分かれるのも納得できます。だからこそ、じっくり時間をかけて読みたい1冊。是非。

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5
古浪さん

2022-03-22

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よく作り込まれたお話で、読み終えてすぐに再読しました。恋愛って必ずしも理想通りにはいかないよな、という切なさを抱えつつ、それでも今の恋人と愛し合って生きていこうとするその過程のお話だと思います。

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5
レフシさん

2021-08-05

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志村先生の作品を読むたびに、抽斗のような感覚を覚えます。登場人物は常に表裏一体となっており、最終的には美しい網目に織り込まれます。第6話以降は、物語の全貌がゆっくりと示されていきます。ファンタジー要素はあくまで導入部であって、最終的には人間の感情に戻ってきます。家族のこと、人間関係のこと、二人の過去のこと、ものたくさんの葛藤を経て、最終的にお互いに向き合うと決断し、大人に戻ることを…さようなら、おとこのこ。

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5
ルイさん

2020-08-29

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最初は主人公の顔が好みで見始めたのですが、ストーリーもなかなか面白くてついつい全巻読み終えました。志村先生の柔らかい絵柄もとても綺麗で大好きです。

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