鬼天狗の嫁奪り奇譚

トヨアキは、大切な人達を守りたくて感情の起伏や自分の我を小さな頃から抑えすぎて、ぼんやりのんびりしたのかなぁ、と思うと、この喋り方が納得出来る。自分が相手を想って、ヨカレと思った事が良い事と考える人(天狗含め)が結局は自分本位なんだろうなぁ。文章が、発する事と心の内の言葉とが入り乱れ、相手にも伝わってる時と、本当に心の中だけの時とがわかりにくいですが、読んでいればわかるので、違和感はなかった。本作以降とのエッチな時の描写が違う様に思うので、以降作品から読んでるとエッチ描写が少しわかりずらかった。出来たら、トヨアキとミタテの子どもとか、スイとセツの事を読みたいです。

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三人？の天狗（一人は未満）が、それぞれの個性的で面白いけど、何だか御都合主義的な？受けが可愛いけど、わかりにくいかな？

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ハッピーエンドですが…甘々ですが…勝手な人？多いです。受け君、馬鹿でちょっとイラっとする箇所もありますが健気です。一途です。

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☆３の評価は、個人的な好みですが…この作家さんの文脈法則といいますか、台詞の後、補足的に心情説明が入るので、誰がどんな気持ちで言った台詞なのかを汲み取る作業に時間がかかりました。結果、たまに混乱する（笑）私の読解力の問題かも。それと主人公トヨアキの口調が苦手で入り込めませんでした。過去の環境のせいでトラウマを抱えている18歳なのでしょうがないのかもしれませんが、口調が小学生男児みたいで萎えます。終始一貫して「ふええぇぇ…めそめそ…だめだよぉぉ…ぼく、いやだよぅぅ…しくしく」みたいなキャラが苦手な方は注意。濡れ場はそれなりにあって、天狗なのでまさにファンタジーです（笑）あと登場人物全てにおいて、半分以上読まないと愚行の理由がはっきりしない・どこで好意を抱いたのかの理由付けがちょっと弱い、この２点のおかげでモヤモヤしつつ読み進めることになったのが若干ストレスでした。情景が浮かんでくるような文章描写とイラストは美しくて良かったと思います。日本的ファンタジーが好きな方、妖怪ならではのご懐妊ストーリーが好きな方は楽しめるかと。

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感性や性癖、作者自身の萌えツボを全面に押しだして書かれた作品です。論理的な説明や、正しい文法、客観性のある読みやすい地の文を求める人には向いていません。レビューにある通り、とても読みにくく癖のある文体が全篇続きます。特に終盤あたりが顕著です。この癖のある文を許容できて、萌えツボや性癖が合致すれば楽しめると思います。攻めと受けのキャラややり取りは萌えました。個人的には48時間レンタルをしてからアップグレードするか否かを検討した方が良いと思います。また、脇役受けの存在がかなり目立つので主役受け以外のエロ展開がある、主役受け以外の受けが目立つ、といったストーリーが地雷な人にはおすすめしません。

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