ふたりだけの荒野

長編で読み応えがあります。レディビクトリアの本を持ってますが何度も読み直してしまいます。そのシリーズという事で購入してみました。やはり濃厚シーンは相変わらず。山小屋に閉じ込められるところはゼインとベアリーを思い出してしまった。最初の方は、トイレやお風呂など不便そうで可哀想だったけど、ヒーローと共に逃避行を続けるうちに、環境の変化とともに本来の自分を取り戻していくヒロインがよかった。ヒーローもヒロインと出会えてなかったら死んでいたと思う。あとアトウォーターがいい味出していた。"失礼、マダム"がツボでした。

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歴史物語の3作目です。ヒロインは父親が医者だったので女医になったのですがこの時代には珍しく、中々受け入れて貰えなく、とても苦労していましたが、知識も広く前向きで頑張り屋の性格なので東部から未開発の西部方で診療所開業していました。そこにヒーローが銃で撃たれ、ヒロインを強引に連れ去ります。ヒーローは４年間首に懸賞金をかけられ、大勢の人から命を狙われています。ヒロインは始めヒーローを悪党と思って居ましたが、逃亡の日々を過ごすうち、段々ヒーローの事がわかり一生懸命治療します。毎日の生活の大変さ、医療が薬草などとても興味深い作品でした。でも人間の本質は変わらず、この時代の方がとても自然で素晴らしく感じます。

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