悲しみの館 忘れえぬ絆 I

幼い時に両親を失ったグレイスは孤児院で育った。十八歳でイギリスを去り、イタリアへ渡った彼女は、名家で大富豪ヴィトーリア家の長男ドナートに見そめられ、十九の時に結婚した。財力、名声、容貌、知力、すべてに最高のものを備えたドナートが、どうしてわたしのような何もないおずおずした少女を妻に？　それでも彼は熱愛してくれた。夢のような一年、彼女は身ごもった。玉のような男の子パオロに恵まれたころは、幸せの絶頂だった。しかし、その大切な赤ちゃんに突然の死が襲いかかる。悲しみのどん底に落ちたグレイスの、心の傷が癒える間もなく、夫ドナートの裏切りが。グレイスはイギリスへ逃げ帰った。だが、そのままですむはずもない。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

関連作品

悲しみの館【ハーレクイン文庫版】

悲しみの館 忘れえぬ絆 I【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】

悲しみの館

もっと見る

レビューPICK UP

非表示にする 表示する

※この作品にRenta!で購入したユーザーのレビューはありません

※Renta!で購入したユーザーのレビューのみが表示されます

• 4

  ゆききさん

  2018-06-11
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

  レビューを表示する

  書かれたのがかなり前になるので、今だったらこうはならないなという部分はありますがそこは致し方ありません。これだけ速いスピードで時代が動いていると小説を読むときの感覚のズレをどこまで受け入れられるかが、面白いかどうかの分かれ目にもなりかねないですね。この作品はそのズレがあっても面白いと思うのですが・・・

  参考になった

  0人

  

  レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

元に戻す レビューを見る レビューをもっと見る レビューを書く