結婚という名の悲劇

最近お気に入りのサラモーガン。映画を見てるようなドラマティックな展開でいいです！ヒロイン、あんな環境にもかかわらず料理の鉄人になっててすごい！何もかも完璧だったけど難点が１つ。子供の前で「セックス」と言うのはやめましょう。

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「シチリアでもう一度」は漫画版を読んだことがありますが、その続編です。「シチリアでもう一度」に出てきたヒーロー、ヒロインもちょろっと出てきます。この作品はヒロインがちょっとツンな感じですが、ヒーローが大人な対応で包み込んでます。ラストはヒロインが幼いころ憧れたヒーローの家族の一員になれたのですが、ヒロインの幼いころやヒーローと結ばれるまでが不遇だなぁ・・・

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家族や夫婦、信頼のお話です(*^^*)実母に見捨てられ、実父には精神的にも肉体的にも暴力を与えられ、実兄には暴力や迫害され、惨めで寂しく哀しい生い立ちをしてきたヒロインと、家族愛や自由闊達で、思い遣りのある家族の一員として成長し、経済的にも不自由なく育ってきたヒーローのお話です(*^^*)実は両想いの二人が、言葉を交わすことなく過ごした、たった一度の情熱の夜に出来た息子の存在を知らないままに再会したことでお話は進みます(^-^)ヒロイン親子と同居する父方の祖父は、両家の三代前からのいがみ合いにも関わらず、ひ孫の父親が誰かも実は承知していて、自分の健康も顧みずに、ヒーローに迫ります(このシーンに胸が熱くなりました)やがて結婚するものの…の顛末なのですが、母親の家出や相次ぐ男家族の死はなかったけど、父親や兄からの、シツケという名の鉄拳をずいぶん受けていた私には、泣かずに読めませんでした(>_<)やがて結婚するものの、それでも、ヒーローが息子に傾ける愛情や家族との間で見せる愛情に、羨望しながらも癒されてゆくヒロイン。その気持ちがすごく分かるので、ヒーローに肉体的に惹かれるだけでなく、全部で気持ちを惹き付けられ、息子を慈しみ、愛し、戯れながらも、息子の為にでも自分にも気を配ってくれるヒーローを、昔以上に愛してしまうのも分かる気がしました。良かったね♪って素直に思う終り方でした(^-^)次回作があるのでしたら読みたいと思います(^-^)/

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「シチリアでもう一度」が胸が痛くなるぐらいよかったので、弟編も読んでみました。こちらもドラマテックなんですが、個人的に兄編が最高だったので★を一つ減らしてしまいました。でも、ヒロインはコチラのお話のヒロインの方が好きです。生い立ちが悲惨でも、懸命に幸せな家庭を作ろうと努力してきた姿に感動しました。こういうヒロインには幸せになってほしい。

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