シチリアでもう一度

夫婦の再生もので、ちょっとセリフが多めだけど胸が締め付けられる感じでよかったです。特にヒロインが家を飛び出して別居した理由がすごくよく分かるし、それをヒーローに話すのも嫌だって気持ちもよく分かるし、ヒーローが無神経過ぎたなってのもよく分かった。名家の生まれの億万長者のモテ男のヒーローが結婚を決意したんだからと油断してたのもアルアルで、でも後半に入って大いに反省したヒーローは夫としてちゃんとしてた。結婚はゴールじゃないから、これからも色んなことが起こるだろうけど、この二人なら大丈夫だろうなと思えてジーンときた。

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これは良かった！読んで幸せになれた気がする。全ての要素が入ったストーリーで読み応え有りました。胸に残る余韻も良かったーオススメの一冊です。ザッ！ハーレクインです。

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「結婚という名の悲劇」と二部作になってます。どちらも家庭に難あり、誰も信じない孤独な女性をヒーローの激甘な攻撃で陥落させるお話。甘やかされたいあなたにオススメの二作です。

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本当は心から愛しあっている二人が、すれ違いから距離を置き（離婚しようとしています）自分たちを見つめなおして関係を再生していく物語です。なかなか心のうちを言えないヒロインの身に起きた事件が解き明かされるたびに重大さがあらわになり、ストーリーの展開とともにひっ迫感が増して惹きこまれてしまいました。惹かれあう二人が出会って色々あってハッピーエンド、というありきたりのものではなく、惹かれあいから真の結びつきへと関係を発展していくこのお話、とても印象深くそして新鮮でした。最後の山場では涙ぐんでしまいました…。安っぽいロマンス・ストーリーではないので読み応えがありましたし、今後も何度も読むと思います。

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思っていたのとは違って、結構重たいテーマのお話でした(^-^;過去と現在、信頼と不信、不安と依存、夫婦とは…愛とは…っていう感じのお話ですf(^_^;子どもが出来ない、そんな苦しみもこの作品の中では大きな問題になっています。子供の出来なかった私にはちょっと辛いお話では有りましたけど、過去に親からの拒絶されるという状態を経験している私にはよく描かれた作品に思います。夢を失った女性が未来に、家族という絆を託せる様になるまでのお話でもあります。二人が過去をお互いに打ち明け合い、理解し合う姿が素敵です(^_^)v

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