後悔と真実

著者ニコラ・コーニック
翻訳鈴木たえ子

ジャンル：ハーレクイン小説
長さ：291ページ
3.0 (2件) 2 2

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作品詳細

19人目の求婚者を断り、ポリーは憂鬱な気持ちで考えた。若く愚かだった5年前、わたしは親の言いなりだった。だからヘンリー卿への思いに胸を焦がしながらも、彼の熱烈な求愛に応えられず、駆け落ちを拒んだ。あのとき、もしも彼の胸に飛び込んでいく勇気があったら……。ヘンリー卿のほうも、あれからすっかり放蕩に溺れて、ひどく退廃的な生活を送っているという。わたしたち二人とも、そろそろ過去を清算しなければ。覚悟を固めたポリーは、舞踏会の夜、ある大胆な行動に出た。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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3
ナインさん

2018-04-13

※このレビューにネタバレが含まれています。
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『淑女と娼婦』の後日談的お話で、サイドストーリーが盛りだくさんでした。何組も恋愛が拗れたり暴走したりして、巻き込まれた家族に同情します。５年間想い続けたヒーローとヒロインカップル、駆け落ちするヒーロー妹カップル、無責任拗らせヒロイン次兄カップルと多彩なのですが、結婚する３組のカップルの女性たちが、ヒロインを筆頭にあまり魅力的では無いのが残念です。ヒーローは、世慣れていて高潔で素晴らしい男性なのに。ヒーロー視点が無いので、ヒロインの何に惹かれたのか全く分からないです。『淑女と娼婦』の主人公だったヒロイン長兄夫婦や、過去の情熱再びカップルの方が魅力的で素敵でした。ヒロイン長兄夫婦は、聡明で頼りになって格好良いし、過去の情熱再びカップルは微笑ましくてニヤけます。『淑女と娼婦』で仄めかされていた、地域不安や登場人物の伏線回収として楽しめます。

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2人

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3
あちゅさん

2017-12-04

※このレビューにネタバレが含まれています。
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『夢に見し人』の関連作です。その作品でヒロインの兄の親友だった男性がヒーローのお話しです。とても思いやりのある優しく頼りになる印象だった彼が今回のヒロインの事も会話に出していたので、気になり購入。ヒロインも真面目で優しくお似合いの二人でした。

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