アデライトの花

この漫画を読み始めたのはちょうどコロナ流行のタイミングでした。凄い漫画だなと思うと同時に、どんな結末になるのか？そこまで辿り着けるのか？とも思いました。ですが、さすが作者TONOさんです。読み手の想像力をずっと掻き立てながら、一つの物語として完成されています。おすすめです。

参考になった

1人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

主人公を、いったい誰の視点でとどまればいいのか、最後まで分からなかった・・・というか、全員を追いかけて追いかけて、チーズか！と最初に戻るなんてこったいだって主人公かな？　と思っても死ぬどんどん死ぬそりゃもうあっさり残酷に死ぬびっくりなのに目が離せない一度読んだら頭に残って取れないから、しばらく読みたくないけど、きっとしばらくしたら読み返すだろう・・・それがＴＯＮＯさんの漫画

参考になった

0人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

最初の巻で「この話のヒロインはチーズ」と言われて「え？　何で？」と思ったが、罪の意識に病の花が咲くのなら「花の病にかかって幸せ」と思えるチーズは確かに主人公なのだろう。最終巻までに死んだ人、生き残った人それぞれで「大団円」と言える結末ではないけれど、静かに受け入れられる終わり方だった。

参考になった

3人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

最終巻を読み終わったところで、このレビューを書いています。しばらくぼう然としていました。掲載紙が二ヶ月に一度の為、時間がかかりましたが、途中、奇しくも本の内容と同じ様に流行り病が流行し、かえってそのスピードがこの話しに入り込める感じはありました。最後はそうなったかー、と悲しくなりましたが。

参考になった

2人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

綺麗なお嬢様や、カッコいい少年など、絵柄は可愛らしいのに、とても切なくて、残酷で怖い話です。同じ作者さんの作品「猫で語る怪異」にも通じるものがありますが（あちらとは異なり、今回のシリーズは、幽霊や怪異と言うより、登場人物や、その関係性、富と貧困などがテーマな怖くて深い内容になっています）　さすがTONOさん、独特の世界観で魅せてくれます。普段のエッセイも好きですが、今回も目が離せない、早く続きが読みたい作品です。

参考になった

2人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる