現在11巻
私を喰べたい、ひとでなし
作品詳細
- 発行 KADOKAWA
- ジャンル 青年漫画ミステリー・サスペンスSF・ファンタジー映像化作品
- タグ アニメ化
- レーベル 電撃コミックスNEXT
- シリーズ 私を喰べたい、ひとでなし
- 紙初版日 2021年2月27日
- レビュー
「私は君を喰べに来ました。」突然現れた人魚の少女・汐莉は海辺の街に独り暮らす女子高生・比名子の手を取りそう優しく語りかける。妖怪を惹きつける特別に美味しい血肉を持つ比名子を求め現れた彼女は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り、そして、すべてを喰らい尽くす。遠からぬ未来の理不尽な死を突き付けられ、比名子の胸に渦巻く想いは――。「このひとなら私を――…」
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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現在11巻
私を喰べたい、ひとでなし 8
「あたしはね、お前を助けに来たんだよ――人喰い狐。」松山市内での旅行中に出会った、狐の妖怪・美胡の正体を知る謎の少女。旅行後、普段の日常を送る美胡のもとに、その少女は突然現れる。美胡の過去を知る謎の少女は、自身の正体として美胡とも因縁深いとある大妖怪の名を名乗り、そして美胡がひた隠しにしてきた、消せない過去の過ちについて語り出すのだった…。【全185ページ】
185
配信日:2024/02/26
配信日:2024/02/26
私を喰べたい、ひとでなし 9
「お前なんかが、人間に愛されるなんて許さない。許せない。」隠神刑部を名乗る少女・椿に、いつも手首に巻いている数珠を破壊された美胡。その数珠は、かつて人喰い狐と恐れられ悪逆非道の限りを尽くした美胡の獣性を封じる呪縛だったのだ。周囲への被害を恐れ山奥に消えた美胡だったが、その跡を追った先で、美胡と椿、ふたりを巡る真実が明らかになる。【全185ページ】
185
配信日:2024/10/25
配信日:2024/10/25
私を喰べたい、ひとでなし 10
「ひとでなしなのは、私の方だった。」夏の盛りを過ぎ2学期が始まった校内では、秋の文化祭に向け準備が進む。自らの望みを叶えるためには変わらなければならない、と改めて決意した比名子は、汐莉や美胡と共に精力的に準備活動に勤しんでいた。そんな準備中に起きた妖怪の襲撃事件をきっかけに、比名子は遂に、自分を喰べる契約をしてくれた汐莉が抱く感情を理解してしまう…。【全169ページ】
169
配信日:2025/05/27
配信日:2025/05/27
私を喰べたい、ひとでなし 11
「ずっと、笑っていてほしい。」人喰いのひとでなし・汐莉が、自分を掬い上げてくれた少女・比名子に、最初から抱いていた、そしてやっと伝えることが出来た想い。比名子がいたから、汐莉はこの世界の美しさを知れたのだから。対話を通し、種族も価値観も乗り越え互いを理解しあえたことでふたりの歩む明日は更に満ち足りたものになっていくだろう。「君だから、君がいるから、世界はこんなにも眩しい。」【全169ページ】
169
配信日:2025/10/27
配信日:2025/10/27
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絵に惹かれて読んでみた作品ですが、暗い過去を抱えた少女と、そんな彼女に執着する「ひとでなし」の鬱屈として、暗い世界にドロドロと引き摺り込まれるような感覚です。