最後の三月

切ない系の話が詰まった短編集ですね。いつもの少年ものより安心して読めました。またこういうお話を書いていただきたいです。絵柄も個人的にはこちらの方が好みでした。

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友達に好意を寄せる友達をレイプする話が大好きです。この作者の物語は心に残るものが多いです。性行為の内容が、登場人物の精神面と深く結びついているという部分を描くのが巧いと思います。暴力性の高い愛情表現や、愛情表現として暴力を用いるところが特に好きです。

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「センチメンタルな刻」と「魔法が解ける迄」を別の電子書籍サイトで無修正で読んだのですが、「最後の三月」だけがそのサイトでも修正入りなので、だったらRentaの方が読みやすいしな〜と無期限で購入しました。この本に関しては修正はあっても無くてもどっちでもいいかなという気がします。ショタ苦手なんですがつくも号さんは好きな作家さんなので、そういうわたしにとって本作はうってつけの短編集です。大人の話が多くて、表題作だけ中学生ですが、中学生といっても大人と絡むわけではないのでショタショタしさも特に感じず（といっても内容は別の意味でダントツにエグいですが）普通のBL本の要素が高めの一冊です。表題作以外はホンワカまたはしっとりした内容で、きれいな絵を楽しみながら安心して読めました。DV物が一本あるんですけど、それも何というか共依存のバランスがうまく取れてるカップルなので（いつまでそれが続くか分からない危うさはあるものの）お話としてはユートピアステージだけ描かれている感じで、わたし的にはホンワカしっとりの部類です。問題なのは表題作！これをヤられる側視点じゃなくヤる側視点で描いてよこすあたりが、さすがだなと思わされます。収録順も非常に効果的で、楽しく読みすすめて来て最後でザックリえぐられて大怪我する感じ。読者気分で良いとか悪いとか論じられなくなるような傷や後味の悪さに巻き込まれました。つくも号さんの持ち味のひとつが惜しみなく発揮された結果かと思います。

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ほんわかラブラブからDVやレイプまで、お話の宝石箱や〜!!私はどれも好きでした。無理に良い方向に持っていくより、普通そうだろうなぁ〜みたいな感じ。短編なのに上手く纏まっています。難を言えば白過ぎ!!!!これは作者さんのせいではないのでマイナスにはしませんが。画力があるだけに、この白抜きは勿体無い。

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最後の三月が読みたくて購入しました。短編集でした。ほのぼのH、共依存、レイプなど多種多様でした。この方は、性描写とても良く、見応えある方なのですが白抜きで何も分からないので、残念でした。

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