【全12話】完結
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜
作品詳細
- 発行 アムコミ
- ジャンル 青年漫画:ミステリー・サスペンス
- タグ 話読み〜100ポイント
- レーベル COMICソイヤ!
- シリーズ 失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜
-
レビュー
3.8 (4人)
道代の夫・惟雄(ただお)は、優しく人当たりの良い警察官。だが、それはあくまでも表の顔。本性は異常な気性の荒さから、ふとしたことで豹変する典型的なDV夫だ。一緒にいるのが怖い。そんな道代の救いは、夫のことを相談するうちに心を通じ合わせてしまった職場の先輩・涼。二人は社内でバレないよう付き合っていたが、涼に好意をいだく女子社員の柊木は二人の関係性を怪しみ動き出す…。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(1)
道代の夫・惟雄(ただお)は、優しく人当たりの良い警察官。だが、それはあくまでも表の顔。本性は異常な気性の荒さから、ふとしたことで豹変する典型的なDV夫だ。一緒にいるのが怖い。そんな道代の救いは、夫のことを相談するうちに心を通じ合わせてしまった職場の先輩・涼。二人は社内でバレないよう付き合っていたが、涼に好意をいだく女子社員の柊木は二人の関係性を怪しみ動き出す…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(2)
通報を受けた惟雄(ただお)が現場に急行すると犯人らしき男を見つけ職務質問をかけるが、態度の悪さに惟雄は豹変し本性を見せる。一方道代は涼に顔の傷を見られ心配されるが、いい雰囲気になりそうなところで柊木の邪魔が。彼女も顔の傷に触れるも道代の答えを待たず話題を変え、涼を追い詰めるような会話を繰り広げる。帰宅時に道代が電話しながら歩いているとなぜかその場に惟雄の姿が…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(3)
惟雄には過去のトラウマがあり、時おり夢に見てはそばにいてくれる道代の存在に安堵していた。だが道代の気持ちはすでに離れており弟の寛太に惟雄のDVのことを話した道代。なんとかして夫から逃げたいと相談すると、寛太はいい方法があると道代に失踪宣告という制度のことを説明する。制度は理解するも寛太から念を押され涼が一緒に逃げてくれるのか道代は不安になってしまう…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(4)
涼から道代との別れを告げられるも、君と付き合うつもりはないと断言され激怒する柊木。道代をかばうために別れた形になり道代への怒りが増幅した柊木は業を煮やしある策を巡らす。道代と涼は別れておらず変装して密かに二人で会っていた。道代は改めて二人で逃げることに対して涼の気持ちを確認すると、彼は道代にある決意を話し出す。そんな中、柊木は道代の自宅を訪れていた…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(5)
寛太から失踪宣告を行うための流れを確認し帰宅した道代。ポストには柊木からの不倫告発手紙が入れられていた。寛太は着々と失踪宣告の準備を進め、偽造免許証などを手に入れる。翌日社内で道代が顔の傷をさりげなく見せると手紙を見た旦那が殴ったのだと信じ込む柊木。帰宅後、ふとした惟雄の優しさに触れ出会いを思い出す道代だったが、過去を断ち切り終わりにするため決意を新たにする…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(6)
計画を実行するため惟雄(ただお)に登山に行くことを伝え、一人険しい山に向かう道代。登山届けを出し、より真実味を持たせるため登山道でスマホも捨て道代は行方をくらました。帰宅予定時間を過ぎても返事がなく惟雄が地域総務課に道代が帰宅しないことを伝えると遭難事故として対応され報道が流れ、北乃と柊木も道代の遭難を知ることとなる。時を同じくして会社を去る北乃に柊木はいい知れぬ違和感を抱いていた…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(7)
惟雄(ただお)に道代が不倫している事実を伝えた柊木。相手の男性が気になって尾行した際に、二人の密会を目撃したと盗撮写真を見せる。写真を見て目の色が変わった惟雄は柊木と共に北乃の家を尋ね、インターフォンを押すが反応はない。思案してると、隣室の住人が帰宅し室内から北乃の部屋を見せてもらうももぬけの殻だった。柊木は足取りを追うため道代のスマホを電子鑑識に出すことを提案する。一方惟雄は柊木とは別に二人の足取りを追うことに…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(8)
何者かに激しく戸を叩かれ北乃の父親が覚悟した表情で引き戸を開けると、そこにはジッと見据える惟雄(ただお)の姿があった。惟雄は冷静に北乃の実家であることを確認し、北乃と同じ会社で働く妻が失踪したと告げる。北乃の両親は危ない雰囲気を感じつつも平静を装い対応しようとするが、そんな態度に辟易した惟雄。暴言を吐き居場所を聞き出そうとするが、二人はしらを切る。我慢の限界を超えた惟雄は不意に銃口を向けるのだった…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(9)
北乃の両親から二人の居場所を聞き出した惟雄(ただお)はすぐにその住所に向かうが、そこには見知らぬ男が住んでいた。何か違和感を感じた惟雄は無理やり家に上がりこみ道代を捜してみるも、室内には別の女がいるだけで道代の姿はなかった。なぜか惟雄はその女に道代の面影を感じたが、気のせいかと立ち去ろうとしたその時、ふと懐かしい匂いが惟雄の鼻の奥をくすぐる。顔は違うがこの女が道代だと確信した惟雄は職務中の勘を取り戻し追及を開始する…!【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(10)
道代が北乃を想う気持ちが本気であることに絶望した惟雄(ただお)は、自ら頭を撃ち抜くが一命を取り留め病院に入院することに。そして月日が経ち会話が出来る程に回復するも、まるで別人のように穏やかな性格に激変した様子を見て困惑してしまう惟雄の同僚。不思議な気持ちで面会を続けているとある日、惟雄は道代に会いたいと同僚に伝える…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(11)
面会に来てくれたことを心から喜ぶ惟雄(ただお)が、道代に深々と謝罪する様子は入院前からは想像つかない姿だった。道代は不倫して傷つけた自分も悪いと謝るが、即座に追い込んだ俺が悪いと惟雄はその姿勢を崩さない。すると突然具合悪そうにする道代。妊娠してることを告げると一瞬惟雄の目の色が変わるが、祝いと感謝の言葉を伝え彼はその場を後にする…。【全27ページ】
失踪宣告。〜悪魔からの逃走〜(12)
過去の行いを振り返り深々と頭を下げ謝罪する柊木。彼氏とのツーショット写真も見せ未練がない事を示し関係修復を願われた道代は、彼女を信じ妊娠したことを伝え身内だけの集まりに誘う。すると恐縮しつつも柊木は参加表明するのだった。だが、不自然な彼女の様子を怪しんでいた北乃。一方裁判所で求刑を言い渡された惟雄(ただお)もある行動を起こす…。【全27ページ】
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