【全6巻】完結
言解きの魔法使い
昭和二十八年、矢萩真は時計店で働く傍ら、失踪した親友・藤堂ナツメを捜していた。矢萩はやがて藤堂家の私蔵図書館でナツメと再会を果たすのだが、ナツメはとある理由から魔女によって図書館に囚われ、“言葉”と“文字”を操る魔法使いに成り果てていたのだった――。図書館という閉鎖空間で巻き起こる昭和魔法奇譚、待望の第1集!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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言解きの魔法使い 1
昭和二十八年、矢萩真は時計店で働く傍ら、失踪した親友・藤堂ナツメを捜していた。矢萩はやがて藤堂家の私蔵図書館でナツメと再会を果たすのだが、ナツメはとある理由から魔女によって図書館に囚われ、“言葉”と“文字”を操る魔法使いに成り果てていたのだった――。図書館という閉鎖空間で巻き起こる昭和魔法奇譚、待望の第1集!!【全195ページ】
言解きの魔法使い 2
ナツメ以外の魔法使いと初めて相見えることになった矢萩。“装丁の魔女”が矢萩に語るのは、人が魔法使いに成り果てる“理由”だった――それを知った矢萩とナツメとの間に微妙な距離が生まれ……さらに自称“図書館の付属品”園椰の秘密も明らかに。言葉を解き、失われた腕を取り戻す。昭和魔法奇譚・第2集も目が離せない!【全193ページ】
言解きの魔法使い 3
かつて、婚約者である海鈴にめった刺しにされ、死線をさまよった矢萩。彼を今度こそ殺すべく、海鈴が再び現れる。深く愛し合っていたはずの彼女がいったいなぜ? その理由が、ナツメとの壮絶な戦いと共に描かれる――!!昭和魔法奇譚・驚愕の第3集!!【全193ページ】
言解きの魔法使い 4
ついに魔女が矢萩の前に現れて――?元婚約者の海鈴の部屋に入った矢萩と倉科は、そこで一冊の本を発見する。どうやらそこには矢萩の身に起きたことを知る手がかりが記されているらしいが、結界がはられており、開くことができず……? 本について思いをめぐらす矢萩だったが、そんな彼の前に魔女が現れる! 彼女が語る驚きの言葉とは――? 物語が核心に迫りつつある昭和魔法奇譚、第4集!!【全195ページ】
言解きの魔法使い 5
絡まる因果が徐々に紐解かれていく――好戦的な魔法使い・寳田の急襲を受けたナツメは、寳田の謎の能力に苦戦を強いられたが、その正体を見極め、反撃にうってでる。はたして、彼の魔法の秘密とは? そして、寳田の言葉が、ナツメと矢萩の過去に大きな波紋を投げかける―― 昭和魔法奇譚第4集、過去の因果が徐々に明らかになっていく!【全195ページ】
言解きの魔法使い 6
最終巻! 全ての謎が明らかに!!海鈴の部屋に残されていた日記を開錠したナツメ。そこには、彼の兄の過ごした日々が記されていた。その内容に衝撃を受けたナツメは、すべてを終わらせることを決意し――? 昭和魔法奇譚、堂々完結!【全195ページ】
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